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（イスタンブール市長の「偽造卒業証書」裁判が延期される中、検察は流出した音声を調査）
トルコの裁判所は月曜日、投獄されているイスタンブール市長イマモール氏の「偽造卒業証書」裁判を2026年2月16日まで延期し、一方検察はXで放送された公聴会の流出した音声録音の捜査を開始した。

主要野党・共和人民党（CHP）のイマモール氏は、2028年の次期大統領選挙における同党の候補者であり、エルドアン大統領の最大のライバルと広く見られている。同氏は3月から別の汚職事件で公判前勾留されている。

この事件は、1990年に北キプロスのギルネ・アメリカン大学からイスタンブール大学の経営学プログラムに転校したイマモール氏に焦点を当てている。検察当局によると、当時この北キプロスの大学はトルコ高等教育評議会に認可されておらず、イマモール氏は複数の「公文書偽造」の罪で告発されている。イマモール氏は懲役2年半から8年9ヶ月の刑に処せられ、政治的活動停止の可能性もある。

月曜日の審理はシリウリにあるマルマラ刑務所内の法廷で行われた。審理委員会は、イスタンブール大学による学位取り消しの決定について行政裁判所の判決を待つと述べ、その後刑事裁判を延期した。

イマモール氏は遅延を批判し、裁判官に「裁判長、この裁判を開くつもりはないのですね。本当に残念です」と述べた。

審理終了後まもなく、バクルキョイ主席検察庁は、審理を「違法に」録音し、その音声をXで共有した者たちに対する捜査を開始したと発表した。同検察庁は、進行中の裁判の記録と公開を規定するトルコ刑法第286条に基づいて捜査を進めると述べた。

野党政治家や人権団体は、卒業証書事件と汚職事件は、2028年の選挙前にイマモール氏を政界から排除しようとする広範な取り組みの一環だと述べている。

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