野村雅道の「ID為替分析」 nomura

米ドルチェックポイント「通貨11位(11位)、株価(NYダウ)14位(17位)、弱いドルに日本はドル売り介入でかぶせるのか」

2025/12/02

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(円も弱いが、ドルは猶弱い)

 円も弱いが、ドルは猶弱い。年初来でドルが11位、円が10位。ここで円買い介入でさらにドルを貶めるのもどうかと思う。株価は大統領が強調するほど世界的には強くなくナスダックが9位の21.0%高、NYダウが14位の12.16%高だ。10年国債利回りは4.024%。
 
(ベージュブック、関税が依然として企業の懸念材料)

  ベージュブックによると、雇用はわずかに減少し、物価は緩やかに上昇した。
物価に関しては、関税が依然として企業にとって懸念材料となっており、特に製造業や小売業では広範な原材料コストの上昇が報告された。複数の企業が、関税に関連して利益率の圧迫や財務面での負担を抱えているとした一方、需要の減少や関税率の引き下げ、関税適用の延期により、物価が下がったと指摘する企業もあった。
FRBは「先行きについては、多くの回答者がコスト上昇圧力の継続を予想しているが、近い将来に価格を引き上げる計画については見方が分かれている」と指摘した。
 市場では12月会合に向けて、利下げと据え置きのどちらを見込むかで見方が揺れてきたが、パウエルFRB議長の方針に沿うことが多い2人の当局者が利下げ支持を示唆したことを受け、現在は利下げ確率が約80%超に達している。

(各種シグナル)

・フェッドウオッチ=12月0.25%利下げ確率86.9%
・CPIナウ=11月2.99%、10月2.96%
・GDPナウ=3.9%(前回4.0%)
・GSCPI(サプライチェーンインデックス)=10月-0.06で問題なし

(突発発言にも市場は慣れてきた)

 トランプ大統領は休日も吠えまくっているが、今後もウクライナ、イスラエル、南ア、ヴェネズエラ、メキシコ、関税裁判、州兵問題、レアアース、移民問題、その他諸々での突発発言で相場が少し反応するかもしれないが 市場も慣れてきたか

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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