野村雅道の「ID為替分析」 nomura

*ユーロ「ECBがこんなにまとまっていいのか。地味に普通で順調なユーロ、通貨3位(3位)、株価9位(9位)DAX)」

2025/11/26

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(ユーロは目立たないが12通貨中3位)

ユーロは年初来では12通貨中3位。対円10.56%高、対ドル10.85%高。独DAXは9位で年初来17.86%高、欧州の株価は今年半ばより伸び悩んでいる。年初ほどの米国の不確実性による欧州への資金逃避はない。独10年国債利回りは2.67%。年初の2.36%から上昇。

(独11月消費者物価)

今週は独11月消費者物価の発表。予想は前年比で2.4%上昇、10月は2.3%

(まとまっているECB)

*ラガルド総裁=インフレ率が目標水準に維持されるよう、必要に応じて政策を調整し続ける」
「サービス市場と財市場における内部障壁は、それぞれ約100%と65%の関税に相当」

*デギンドス副総裁=インフレを巡る状況は改善、金利水準は適切

*ミュラー・エストニア中銀総裁=インフレ率は2%に十分近い水準にある

*コッハー・オーストリア中銀総裁=ECBは良い位置にある

*マクルーフ・アイルランド中銀総裁= 金利について「現在の水準に満足している」、政策は「良好な状態」にある

(11月PMI)

11月の総合PMIは52.4と、2年ぶりの高水準だった前月の52.5から小幅に低下したものの、堅調さを維持した。サービス業が1年半ぶりの高水準となる一方、需要の低迷により製造業は再び50を下回った。
サービス業PMIは53.1と、10月の53.0から上昇し2024年5月以来の高水準を記録した。製造業PMIは49.7と、前月の50.0から低下し、6月以来の低水準となった。

(ユーロ圏の経済成長率見通し)

 欧州委員会は2025年のユーロ圏の経済成長率が1.3%になるとの見通しを示し、従来の0.9%から引き上げた。
当初は関税引き上げを見越した輸出の急増に後押しされたが、これまでのところ観察されている緩やかながら着実な成長は、厳しい外部環境に直面する域内経済の強靭性を浮き彫りにしている」と述べた。

(テク)ユーロドル「7日ぶり陽線で反発」

日足、6日連続陰線後、2σ下限近くから反発。11月21日-25日の上昇ラインがサポ―ト。11月14日-25日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向く、20日線下向き
週足、9月15日の上ヒゲの長い足からじり安。団子天井だが既にボリバン2σ下限。11月3日週-17日週の上昇ラインがサポート。11月10日週-17日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線下向き
月足、10月は陰線。2σ上限から反落。6月-8月の上昇ラインがサポート、9月-10月の下降ラインが上値抵抗。5か月線下向き、20か月線上向き
年足、2025年は大陽線でここ4年の高値更新。22年-24年の上昇ラインがサポート。18年-21年の下降ラインが上値抵抗。

(テク)ユーロ円「5日ぶりに陰線、大陰線」

日足、21日は5日ぶりに陰線、大陰線。ただそれ以上は下がらず。11月21日-25日の上昇ラインがサポート。11月20日-25日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向く、20日線上向き。
週足、ボリバン3σ上限に到達し反落。11月3日週-10日週の上昇ラインがサポート。5週線、20週線上向き。
月足、ボリバン2σ上限での推移が続く。雲の上。8月-10月の上昇ラインがサポート。5か月線、20か月線上向き。
年足、5年連続陽線、今年もここまで陽線、22年-23年の上昇ラインがサポート。

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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