野村雅道の「ID為替分析」 nomura

NZドル「通貨10位(10位)、株価19位(19位)、明日は政策金利決定。今年は通貨・株ともに弱い」

2025/11/25

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(通貨・株共に弱い)

 通貨10位、NZ50株価指数は年初来2.35%高。10年国債利回りは4.18%。金利は異例にも豪より低い

(今週は政策金利決定)

 NZ中銀は26日の年内最後の会合で、0.25%の追加利下げを決めるとの予想が大勢。3Q物価上昇率は3.0%と目標圏の上限に達し、24年半ば以来の高い伸びを記録した。ただ失業率が5.6%と16年以降最悪の水準で、追加利下げ余地をもたらしている。
 

(NZ中銀総裁に初の女性、スウェーデンより)

 スウェーデン中銀のブレマン副総裁が12月1日にNZ中銀総裁に就任する。任期は5年。
外国人の起用は、初代総裁を務めたレスリー・ルフォー氏以来となる。中銀総裁への女性の起用は初めて。オア前総裁辞任に伴う混乱で傷ついたイメージの刷新を狙う。 
 リセッションからの経済回復を支え、オア前総裁の辞任に伴う混乱の収拾を図ろうとする時期にブレマン新総裁は中銀のかじ取りを担う。ブレマン氏は、現行の金融政策に関するコメントを避けたが、インフレの低位安定に引き続き集中して取り組むと発言した。

(NZ中銀金融安定性報告書)

:銀行はさまざまなショックに対して耐性を強化してきた。
: 裁量的支出の影響を受ける企業は課題に直面している。
: ニュージーランドは小規模で開放的な経済であるため、世界経済活動や金融市場の変動によるあらゆる影響を受ける
:銀行は依然として、現在の不確実性を乗り越える態勢が整っています。LTV(ローン対価値比率)の制限を含む厳格な融資基準は、金融システムにおける高リスク融資の規模を抑制するのに役立っている。
:世界的な貿易と金融の断片化、そして継続的な不確実性は依然としてリスクであり、融資の不履行は増加しているが、世界金融危機の時期と比較すると不履行率は依然として低い。
: 金融安定性リスクは依然として高い。

(テク)ドル「ボリバン下位。4か月連続陰線」

日足、ボリバン2σ下限から小反発。11月21日-24日の上昇ラインがサポート。11月18日-19日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線下向き
週足、ボリバン2σ下限。4月7日週-11月17日週の上昇ラインがサポート。11月3日週-17日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線下向き
月足、4か月連続陰線。ボリバン下位。11月もここまで陰線。9月-10月の下降ラインが上値抵抗。
年足、21年からじり安の中今年は短い陽線

(テク)円「11月20日は長い上ヒゲ」

日足、ボリバン2σ上限から反落。11月20日は長い上ヒゲ。11月21日-24日の上昇ラインがサポート。11月20日-24日の下降ラインを上抜くか。5日線下向き、20日線横ばい
週足、雲中。2σ下限から反発。11月3日週-10日週の上昇ラインがサポート。7月28日週-11月17週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線上向き
月足、上がり切らずボリバン下位。雲の上。4月-10月の上昇ラインがサポート。8月-10月の下降ラインが上値抵抗。5か月線上向き、20か月線下向き
年足、4年連続陽線後の24年、25年は反落。

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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