野村雅道の「ID為替分析」 nomura

12月FOMCオッズ

2025/11/25

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FRBにおける利下げ支持派と反対派の比率は約4:5】10月のFRB会合で、パウエル議長は、将来の利下げに関してFRB内部で大きな意見の相違があると述べた。最近公表された10月会合の議事録によると、「多くの」参加者が金利据え置きを支持し、さらなる利下げが適切だと考えるのは「少数」の参加者にとどまった。投票権を持つFOMCメンバーの最近の発言によると、利下げ支持派と反対派の比率は約4:5で、後者がわずかにリードしている。クック、ジェファーソン、パウエルの3人は、12月の利下げについてまだ明確な立場を示していない。9月のドットプロットは年内3回の利下げを支持しており、彼らの政策傾向が決定における中核的な「投票」となっている。言い換えれば、パウエル議長がFRB内でどのように「コンセンサス」を構築し、導くかが重要だが、10月の会合以来、パウエル議長は明確な立場を表明していない。ただ市場は0.25%利下げに傾いている

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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