野村雅道の「ID為替分析」 nomura

NZドル「通貨11位(10位)、株価19位(19位)、小反発。次の焦点は政策金利」

2025/11/21

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(通貨・株共に弱い)

 通貨11位 円と並んで弱い、NZ50株価指数は年初来1.32%高。10年国債利回りは4.14%。金利は異例にも豪より低い

(政策金利は)

 11月26日に政策金利の決定がある。0.25%引き下げて2.25%とする予想が多い。前回の中銀は、「余剰生産能力の長期化、国内経済の低迷、そして慎重な家計・企業行動による下振れリスクを挙げ、これらが景気回復を鈍化させる恐れがあることから、より強力な金融緩和を促した。インフレ率も1~3%の目標レンジの上限付近で推移しているが、貿易財への圧力が和らぐにつれ、2026年半ばまでに2%の中間値に回復すると予想される」としていた。
(ホークスビー中銀総裁)

・ニュージーランド経済は多段階の成長傾向を示している。
・住宅ローン市場における貸倒引当金はピークに達し始めている
・労働市場は悪化しているが、これは予想していたことだ。
・世界的な貿易摩擦の最悪の状況はまだ終わっていないと我々は考えている。

(NZの長所、財政健全)

 2025年度の財政赤字は、歳入増を背景に予想を下回った。財政赤字は139.7億NZドルで、5月時点の予想である147.4億NZドルを下回った。
歳入増加、歳出減少、エネルギー会社など政府が一部所有する資産からの収益向上が追い風となったが、24年度の128.5億NZドルからは赤字が拡大した。
政府の純コア債務の対国内総生産(GDP)比は41.8%で、前年から変わらずだった。
ウィリス財務相は財政収支について、国の財政健全化に向けた進展が見られることを示しているとし、「財政規律は今後も継続する」と述べた。

(テク)円「昨日は長い上ヒゲ」

日足、ボリバン2σ上限から反落。昨日は長い上ヒゲ。11月18日-19日の上昇ラインがサポート。24年11月11日-25年11月20日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線上向き

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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