野村雅道の「ID為替分析」 nomura

*豪ドル「通貨5位(前週6位)、株価18位(前週16位)、経済指標改善で年初来6位から5位へ浮上、対円で年初来高値」

2025/11/21

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中国への貿易依存度が20-30%と高い。これが年初来で上位にいけない要因

(豪ドルは年初来6位から5位へ浮上)

 豪ドルは先週の経済指標の改善で年初来6位から5位へ浮上。対円4.27%高。ただ株価指数は弱く年初来では3.03%高。10年国債利回りは4.43%

(賃金指数)

 3Q賃金指数は前期比08%増、前期も0.8%増。前年比では3.4%増、前期は3.4%増 賃金指数は3%増が目標

(10月雇用統計は雇用増)

 10月雇用統計、失業率は4.3%。失業率予想は4.4%、9月は4.5%。新規雇用者数は4.22万人増、予想は1.5万人増、7月は1.49万人増。ブロックRBA総裁、労働市場は緩和しつつあるものの、依然として逼迫していると述べている。

(ハウザーRBA副総裁)

 ハウザーRBA副総裁は経済は需要が供給能力を超えており、生産性の低迷によって金融政策は課題に直面しているとの認識を示した。今後の利下げ余地の限界を示唆した。
「GDPが回復軌道に乗る段階で、需要成長が労働・資本の供給能力を追い越しており、経済は前に進むための余地が小さい」と指摘した。RBAは基調インフレ率が3%に達し、目標範囲の上限にあることも明らかにしており、ハウザー氏は「金融政策の効用は既に限界に近づいている」と警告した。

(企業景況感指数、消費者信頼感指数が改善)

*10月の企業景況感指数はプラス9で、前月から1ポイント上昇し、2024年3月以来の高水準となった。企業は売上高と利益の改善を報告した。
企業信頼感指数は1ポイント低下のプラス6となったものの、依然として長期平均を上回った。景況感のプラス基調は、景気が2024年後半以降高まっているその勢いを維持していることを示唆している。
*11月の消費者信頼感指数は103.8と前月より12.8%上昇し、2022年2月以来、3年9カ月ぶりに100を上回った。

(テク)豪ドル円「年初来高値更新」

日足、20日の3σ上限から反落。11月18日-19日の上昇ラインがサポート。24年7月11日-25年11月20日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線上向き

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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