野村雅道の「ID為替分析」 nomura

年初来通貨3位のユーロ経済の見通し

2025/11/17

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*欧州委員会*

・2025年のユーロ圏の経済成長予測を0.9%から1.3%に引き上げた。025年のユーロ圏の経済成長予測を0.9%から1.3%に引き上げた。

・ユーロ圏のインフレ率が2025年に2.1%、2026年に1.9%、2027年に2.0%、2024年に2.4%になると予測

・ユーロ圏全体の財政赤字が2025年にはGDPの3.2%、2026年には3.3%、2027年には3.4%になると予測している。
・ユーロ圏の公的債務比率が2024年の88.1%から2025年には88.8%に、さらに2026年には89.8%に上昇すると予測している。

:最新の景気指標と調査は、今後数四半期にわたりプラス成長の勢いが続くことを示唆しています。今後の世界経済環境は依然として厳しい状況ですが、底堅い労働市場、購買力の向上、そして良好な資金調達環境が、緩やかな経済成長を支えるでしょう。

・イタリアの財政赤字がこれまでの予想よりも速いペースで縮小し、2025年までに3.0%、2026年までに2.8%、2024年までに3.4%に減少すると予想している

・ドイツの財政赤字がGDP比で2024年の2.7%から2025年には3.1%に、さらに2026年には4.0%に増加すると予測している。

・フランスの公的債務がGDPに占める割合が2024年の113.2%から、2025年には116.3%、2026年には118.1%、2027年には120.0%に増加すると予測している。

・イタリアの公的債務がGDP比で2025年に136.4%、2026年に137.9%に上昇し、2027年に137.2%に低下し、2024年も134.9%にとどまると予測している。

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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