豪とNZ、貿易依存度の高い中国景気の減速が重し
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*豪ドル「通貨6位(前週5位)、株価16位(前週14位)、豪ドルは中国経済次第だが、中国の勢いなし」
(豪ドルは中国経済次第だが、中国の勢いなし)
豪ドルは米中首脳会談で貿易摩擦が緩和したことせ5位に浮上したが、10月の中国の輸入が冴えず反落した。豪は貿易を中国に最も大きく依存している。豪全株指数は年初来7.29%高。10年国債利回りは4.44%。異例にもNZ国債よりも高い。
(政策金利は据え置き)
RBAは政策金利を予想通り3.6%に据え置いた。 コアインフレ率の上昇、個人消費の拡大、住宅市場の回復を踏まえ、追加緩和に慎重になっていると表明した。
ブロック総裁は、政策に偏りはなく、現在の金利はまだやや引き締め的だと判断されているものの、不確実性が高い状況だと説明した。市場は基調インフレ率はさらに上昇し、4Qに3.2%に達し、来年半ばまでその水準が続くと予想されている。この予想が正しければ金利が下がるのは早くても2026年後半になるだろうと見ている。
(10月雇用統計)
10月雇用統計、失業率は4.3%。失業率予想は4.4%、9月は4.5%。新規雇用者数は4.22万人増、予想は1.5万人増、7月は1.49万人増。ブロックRBA総裁、労働市場は緩和しつつあるものの、依然として逼迫していると述べている。
*NZドル「通貨10位(9位)、株価19位(19位)、勢いのない豪ドルよりも弱いNZドル」
(通貨株共に弱い)
通貨10位、NZ50株価指数は年初来3.72%高。10年国債利回りは4.19%。金利は異例にも豪より低い
(失業率は5.3%と、2016年以来の高水準)
3Q失業率は5.3%と、2016年以来の高水準となった。就業者数は前期から横ばいだった。
国内労働市場の継続的な弱さと賃金インフレの低迷から、NZ中銀がが11月に政策金利を引き下げる根拠が強化されるとみられている。
予想は、失業率が5.3%、就業者数が0.1%増だった。賃金上昇率は鈍化し、残業代を除いた民間部門の労働コスト指数は前期比0.5%上昇と前期の0.6%から伸びが減速した。予想は0.4%上昇だった。
ホークスビー中銀総裁は「労働市場は悪化しているが、これは予想していたことだ」と述べた。
(消費者信頼感、10月は低下)
10月の消費者信頼感指数は92.4で、9月の94.6から低下した。経済成長促進のため積極的に利下げしているにもかかわらず、消費者は慎重な姿勢を維持している。他の多くの経済指標が年央の低水準から改善している中、消費者信頼感は動いていない。近年の支出控えが小売部門を直撃している」と述べた。
(S&Pの格付けは)
S&PはNZの外貨建て格付けを「AA+/A-1+」、現地通貨建て格付けを「AAA/A-1+」を据え置き、見通しは「安定」とした。
経済成長率は今後3年間で2.2%~2.3%に回復すると予想。実質GDPは2025年6月までの12か月間で1.1%減少し、過去5四半期のうち3四半期で経済が縮小した。
(住宅ローン規制緩和)
NZ中銀は、住宅ローンの対資産価値比率(LVR)規制を12月1日から緩和すると発表した。住宅価格が低下を続け、持続可能な水準になったため。
銀行の住宅ローンは、頭金比率20%未満の住宅購入者向けの全体に占める比率が従来の20%から25%に引き上げられる。
マクレガー副総裁代行は声明で「LVRの基準を緩和することで、銀行は融資における柔軟性を高め、市場の効率性と信用へのアクセスが改善する。特に住宅の初回購入者にとって支援になる」と説明。
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