英ポンド「ポンドは珍しく安定推移。12月は利下げか。政府は増税示唆」
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*英ポンド「通貨5位(6位)、株価12位(12位)、ポンドは珍しく安定推移。12月は利下げか。政府は増税示唆」
(今年のポンドは大きな波乱なし)
今年のポンドは中位から上位で推移。現在5位。FT株価は指数は12位の18.47%高。10年国債利回りは4.47%。
(12月利下げを予想)
大手金融機関は12月の英中銀の12月利下げを予想している。11月は政策決定会合で金利を据え置いたが、政策委員の5対4による決定だった。僅差による決定は、12月の利下げに向けた布石となる可能性がある。
中銀はガイダンスを変更し、金利は「今後も緩やかな低下傾向を続ける可能性が高い」と予想。インフレ率については、9月の3.8%が「ピークとなる可能性が高い」との見解を示した。議事要旨によると、金利据え置きを支持した当局者の中ではベイリー総裁が最もハト派的だった。シティバンクは「明確なのは次回の決定は総裁が行うということだ。今のところ総裁は12月利下げを支持する可能性があるとみている」と指摘した。市場で織り込む12月の0.25%ポイント利下げ確率は60%程度となっている。
(今週は3Q・GDPの発表)
3Q・GDP成長率の予想は前年比1.3%増の予想、前期は1.4%。
(予算案は11月26日に発表)
リーブス英財務相は、11月26日に発表する予算に富裕層への増税を盛り込む構えを示した。英政府は借り入れコストが予想以上に上昇して、社会保障費の削減計画を撤回し、成長率見通し下方修正の必要性を示唆しているため、予算では増税を通じて約300億ポンドの歳入増が必要になると予想されている。
(テク)ポンドドル「ボリバン3σ下限から4日連続陽線」
日足、ボリバン3σ下限から4日連続陽線。11月7日-10日の上昇ラインがサポート。10月28日-11月10日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向く、20日線下向き。
週足、ボリバン3σ下限まで下落。1月13日週-11月3日週の上昇ラインがサポート。10月27日週-11月3日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20日週線が下向き。
月足、9月、10月と2か月連続陰線で2σ上限から反落。中位は維持。9月-10月の下降ラインが上値抵抗。5か月線下向き、20か月線下向き。
年足、ここ10年は大きく動いていない。今年も短い陽線。
(テク)ポンド円「ボリバン3σ下限から反発」
日足、ボリバン3σ下限から反発、上位へ。11月6日-7日の上昇ラインがサポート。10月27日-11月10日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線上向き。
週足、2週連続陰線も先週は下ヒゲが長い。まだ10月6日週の長い上ヒゲが効いている。9月29日週-11月3日週の上昇ラインがサポート。10月27日週-11月3日週の下降ラインが上値抵抗。
月足、ジリ高で2σ上限へ。8月-10月の上昇ラインがサポート。24年7月-25年10月の下降ラインが上値抵抗。5か月線、20か月線上向き
年足、4年連続陽線、今年もここまで陽線。21年-23年の上昇ラインがサポート。07年-24年の下降ラインが上値抵抗。


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