豪ドル「通貨5位(前週6位)、株価19(前週14位)、ポンドを抜いて5位、米中貿易関係改善で」
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(ポンドを抜いて5位、米中貿易関係改善で)
豪ドルは年初来でポンドを抜いて5位。米中首脳会談で貿易摩擦が緩和したことによるものだ。豪は貿易を中国に最も大きく依存している。豪全株指数は先週1.49%下落して年初来9%高。10年国債利回りは4.32%。異例にもNZ国債よりも高い。
(RBAは今週、政策金利を3.6%に据え置く見通し)
RBAは今週、政策金利を3.6%に据え置く見通し。インフレ率が上昇したため、利下げが来年にずれ込むと予想している。
3Qの消費者物価は前年同期比3.2%上昇し、目標の2-3%を上回った。電力およびサービス価格の上昇が主因。市場は次の利下げ見通しを大幅に後ずれさせ、来年半ばまでに利下げが1回実施されることを現在は織り込んでいる。 もっとも労働市場がさらに悪化すれば、RBAは市場の予想以上の利下げを迫られるとの見方もある。
(来週は10月雇用統計の発表)
来週は10月雇用統計の発表。失業率は4.4%の予想、9月は4.5%。雇用者数は2万人増加の予想、9月は1.49万人増であった
(日本が豪から重希土類元素を初輸入)
双日は、豪から希土類元素の輸入を開始した。日本が中国以外からこの重要な資源を入手するのは初めてとなる。双日は豪マウントウェルド鉱山で採掘されたジスプロシウムとテルビウムの輸入を開始したと発表した。中国以外での供給源の多様化が日本の経済安全保障の重要な側面と考えられている。
(テク)豪ドル円「日足、11日ぶり陰線」
日足、11日ぶり陰線、まだ2σ上限に近い。10月30日-11月3日の上昇ラインがサポート。10月30日-11月3日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線上向き
週足、2週連続陽線、3σ上限に近づく。10月20日週-27日週の上昇ラインがサポート。24年11月8日週-25年10月27日週の下降ラインが上値抵抗。
月足、ボリバン上位。2か月連続陽線。8月-10月上昇ラインがサポート。24年7月-25年10月の下降ラインが上値抵抗。5か月線、20か月線上向き
年足、5年連続陽線、今年もここまで陽線。20年-25年の上昇ラインがサポート。24年-25年の下降ラインが上値抵抗。

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