野村雅道の「ID為替分析」 nomura

【ベッセント米財務長官、G20の議題を2つの側面から推進:米国の債務問題への対応とイラン経済への圧力】

2026/08/31

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ベッセント米財務長官は今週のG20財務相会合を主催し、トランプ大統領の経済政策アジェンダを紹介し、世界経済成長を加速させるモデルとして提示することを目指している。この会合は長官をデリケートな立場に置く。トランプ大統領の関税政策とイランとの対立にますます不安を募らせている各国の財務相に対し、米国に倣うよう促す一方で、米国は巨額の債務を管理でき、世界の金融システムを危険にさらすことはないと各国に保証し、イランに対する新たな経済圧力への支持も集めなければならない。情報筋によると、月曜日にはウクライナや最先端の​​人工知能などの議題を扱うG7財務相会合も短時間開催される予定だ。

JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEO、ゴールドマン・サックスのデビッド・ソロモンCEO、そして製造業、ヘルスケア、テクノロジー、暗号資産業界の幹部らがG20の会談に参加する。会談に出席した幹部には、アルベマールのケント・マスターズCEO、3Mのビル・ブラウンCEO、イーライ・リリーのデビッド・リックスCEO、トゥルーイスト銀行の次期CEOマイケル・ライオンズ、シティグループのデジタル資産グローバル責任者ライアン・ルーガー、フィンテックスタートアップRampのエリック・グレマンCEO、そしてCircleのヒース・ターバート社長(元米国商品先物取引委員会委員、トランプ政権1期目の財務省高官)などが含まれる。

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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