野村雅道の「ID為替分析」 nomura

ドル円出来高益々減少(3月) 昭和のようだ

2026/04/02

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3月は1日平均36.84億ドル(銀行間ブローカー通し)で2月の38.32億ドル、1月の43.43億ドルを下回った。1日100億ドルあったころが夢のようだ。3月はトランプ戦争で株や債券は下落中心で大きく動いたが

ドル円は出来高少なく値幅も小さかった。一方貿易取引は1日平均57億ドルある。この出来高より大きいのが不思議だろうが、銀行間にはブローカー通しより小さい直接市場もあるのでそちらも利用されている。また商社などの社内マリーや為替を起こさない取引も増えている。外-外の取引もある。

 とはいえ出来高急減は続いているし寂しい。機関投資家が静かすぎるが、ヘッジ売りもしない良好な状態だからだろう。投機筋は無視できる数字、日銀の投機筋取引高は0.5%程度。

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プロフィール

のむら・まさみち
野村雅道

個人投資家・FX湘南投資グループ代表
中京大学講師。1979年、東京大学教養学部卒。在学中は国際経済を研究しつつ野球部主将としても活躍。
法政大のエースだった元巨人の江川投手から3打数3安打した試合では敬遠を含む3四球も奪う。当時30年ぶりの4位躍進に貢献。
1979年、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。NY支店に赴任後、伝説のディーラー・若林栄四氏の下で為替ディーラーとしてのスタートを切る。
1987年に米系銀行へ転出した後、欧州系銀行外国為替部市場部長などを経て現職
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