前回、老後の資産活用は貯めた(増やした)資金を取り崩すのではなく、投資元本から安定した配当金、分配金、利息が得られるものを保有するべきだ、という話をしました。ただ、現在の金利水準では、預貯金の利息、債券の利子から得られるキャッシュフローは微々たるものに過ぎません。そこで今回は、ある程度のキャッシュフローが得られる投資商品を対象にして、キャッシュフローの安定性がどの程度あるのかを検証してみたいと思います。
最近の記事
2023年3月17日
前回、老後の資産活用は貯めた(増やした)資金を取り崩すのではなく、投資元本から安定した配当金、分配金、利息が得られるものを保有するべきだ、という話をしました。ただ、現在の金利水準では、預貯金の利息、債券の利子から得られるキャッシュフローは微々たるものに過ぎません。そこで今回は、ある程度のキャッシュフローが得られる投資商品を対象にして、キャッシュフローの安定性がどの程度あるのかを検証してみたいと思います。
2023年3月02日
老後の資産形成に関する記事やレポートの類には、まるで枕詞のように「老後2000万円問題」という文字が使われています。「人生100年時代」も同じです。「人生100年時代。しかし、老後2000万円問題でクローズアップされたように、経済的には豊かな老後生活はハードルが高い・・・・・・」というような書き出しの文章を、結構目にすることがあります。そもそも「2000万円問題」とは何だったのか、簡単におさらいしておきましょう。
2023年2月10日
新NISAでは、現在の218本の投資信託の絞り込み基準が変更されるかもしれない。インデックス型は2つ、アクティブ型は5つの条件を満たす必要があるが、緩和される可能性がある。確定情報は現時点ではないが、詳しく紹介していきます。
2023年1月31日
2022年末に発表された2024年1月から始まる新しいNISAが現行のNISA口座と大きく異なることはご存知でしょうか?これまでのNISAに比べて大幅に使い勝手が改善された結果、面倒でもつくっておくべきものとして認識され始めた。その理由を詳しくご説明します。
2023年1月20日
鈴木雅光の経済コラム「本邦自在」です。「投機」と「投資」。なかなかこの2つの区別がつかない人は多いと思います。「投機」と「投資」。何が違うのでしょうか。それによって、資産形成で選ぶ商品が変わってくるので、しっかり理解しておく必要があります。
2023年1月05日
現状においてゾンビファンドの本数があまりにも多く、繰上償還はやむを得ない面もあります。が、なぜ繰上償還せざるを得ない状況になったのかを、投資信託会社や販売金融機関は自分の胸に手を当ててしっかり考え、二度と同じ轍を踏まないよう業界を挙げて話し合いをし、対策を講じる必要があります。今回はその理由を説明していきます。
2022年12月15日
いささか旧聞に属する話で恐縮ですが、9月にニューヨーク証券取引所で岸田首相がスピーチを行いました。そこではこれからの日本が対応すべき5つの優先課題が示されました。