125円か、それとも135円か? |為替ランドスケープ 2023年02月号
年初から3週間ほど130円を中心に、週の値幅が4円~5円と言う極めてVolatile.(変動率の大きい。)な動きを見せたドル・円相場が徐々にその値幅を縮めつつある。
最近の記事
2023年2月01日
年初から3週間ほど130円を中心に、週の値幅が4円~5円と言う極めてVolatile.(変動率の大きい。)な動きを見せたドル・円相場が徐々にその値幅を縮めつつある。
2023年1月04日
正月三が日で未だ御屠蘇気分が抜けやらぬ1月3日の東京外国為替市場では波乱の幕開けとなった。130.70と年末の終値から若干円高気味で始まったドル・円相場が突然131.37まで買い上げられた後、今度は急に129.51迄急落して市場を慌てさせた。
2022年12月02日
ドル・円相場が急落している。
FRB(米連邦準備委員会)による積極的な利上げが行わる中、日銀は頑なに金利据え置きを貫き、日米金利差拡大を受けてドル・円相場は年初の110円台から10月21日に151.94の高値を付けた後145円~150円のレンジで小康を保っていたが、11月10日に発表になった10月の米国CPI(消費者物価指数)が市場のセンチメントを一変させた。
2022年11月01日
日銀政策決定会合が終了し、予想通り日銀は大規模な金融緩和政策を維持する方針を決めた。“2%の物価上昇率が展望出来るようになった時は出口の議論をして出口戦略を出来るだけ明確に市場にも国民にも示していく。”と仰るが、どうもそれが市場と国民の感覚とはちと違う気がしてならない。
2022年10月03日
酒匂隆雄の月刊記事「為替ランドスケープ」2022年10月号です。3月から一方的にドル高&円安の動きが続く中、ついに日銀(正確には財務省。)が9月22日(木)に24年ぶりとなるドル売り&円買い介入を実施した。その額は2兆8382億円でドル売り&円買いの1日の介入額としては過去最大規模であった。
2022年9月01日
ドル・円相場は今朝の東京市場で24年ぶりの円安水準となる高値139.66を示現した。7月の米国消費者物価指数(CPI)は前年同月比+8.5%と6月の+9.1%から好転し、市場にはアメリカのインフレはピークアウトした感が有るとの観測が流れたが、その後FRB(米連邦準備委員会)の地区連銀総裁から相次いでインフレ鎮静の為のタカ派的(利上げに積極的)発言が相次いだ。
2022年8月01日
7月は6月に引き続きFOMC(公開市場委員会)による二度目の0.75%の大幅利上げが行われ、日米金利差拡大によりドル・円相場はさらなる上昇を遂げるのかと思いきや、7月14日に付けた139.39を高値としてずるずると値を下げ、月明けの本日安値132.07を示現した。