HOME > 楢橋里彩のASIAN旋風・香港彩り情報 > 楢橋里彩レポート「世界を席巻ASIAN旋風 vol.86」 アンドリュー・ホァン
バックナンバー
楢橋里彩レポート「世界を席巻ASIAN旋風vol.86」

「流行り廃り」が激しい香港市場

楢橋
香港は目下日本食ブームで、特に日本のラーメンに関しては、ご当地ラーメンを食べに日本に行くほど『通』な方が増えています。こうした香港市場をどうみていますか?
ホァン
非常に面白い市場ですね。香港の日本食に対する成熟度は、アジアのどの国や地域よりも抜きんでているんですよ。特に、ラーメンの成熟度は香港がとても早いのです。
楢橋
早いというのはどういうことですか?
ホァン

「お客様の周知」「口コミの広がり」ということです。他の台湾やタイなどでは日本食も多く、日本のラーメンの認知度は高まっていますが、それでも2年前の香港と同じくらいの状態です。香港における日本のラーメンの歴史は古く、日系インスタントラーメンが輸入され始めた半世紀前に遡りますが、今も変わらず根強い人気です。香港の食文化に、日本の食材は不可欠な存在なのですね。

 

楢橋
こうしたなか、現在、激戦区でもある香港市場に現在5店舗構えている御社ですが、ここ近年、香港経済は低迷しています。飲食業も厳しい状況を強いられているかと思いますが、いかがでしょうか?
ホァン
色々なところで厳しいと言われていますが、それでも日系ラーメンは強いですよ。ここ数年で日系ラーメン店はおよそ400店増えています(※香港でのレストラン検索、グルメ評価の大手ウェブサイト「Openrice」の調査)。伸びしろでいうと200%を超えています。他のアジアは100%ほどなので、どれだけすごいものか分かると思います。
楢橋
興味深い数字ですね。香港人のホァンさんからみた香港の食文化はどのように映っていますか?
ホァン
西洋と東洋の文化のバランスが抜群に良い場所だと思います。「トレンド」に敏感な人たちも多いです。つまり、オシャレなものを短い期間で楽しむ傾向があるのも、香港の特徴だと思います。つまり「流行り廃り」があるということですよね。だからこそ店舗を維持するのも大変です。先ほどラーメン店は400近く増えていると話しましたが、落ち幅も尋常ではありません。撤退していく店も同じくらい多いのです。
楢橋
こうした厳しい業界の中で第一線で走り続けている御社の特徴の一つに、「常に新しく斬新なメニューを開発してエンターテインメントの部分で楽しませる」というスタイルが定着していますが、その一方で「味を一本にしぼる、こだわったものだけで勝負する」というお店もあります。今、「日本のラーメン」はどこに向かっていると思いますか?
ホァン

どちらも日本のラーメンの在り方だと思っています。ただ、世界で戦っていくためのブランドをつくるには「グローバルとローカル」の融合性を大事にしなければいけないので、私たちはエンターテイメント性にも重点を置いています。

特に香港ではそれを意識しているので、クリエイティブな面においては日本よりも香港市場に注力していますね。香港でうまくいくと、他国への進出の大きな自信に繋がるのは間違いありません。NYやロンドンにも進出し、様々なブランドとコラボレーションしていますが、それでも香港は引けをとらないほど大きな市場なのです。

 

ホァン 楢橋里彩

  • はてなブックマーク
アンケートに答えて500円相当のビットコインをゲット!
第7回 ゴールデンアワー
500円相当ビットコインプレゼント
アンケートに答えて500円相当のビットコインをゲット!
カンボジア再大手、アクレダ銀行口座開設サポート
HSBC香港ラクラク口座開設キット
損保ジャパン日本興亜 新・海外旅行保険OFF!
CCM香港 海外法人設立Wキャンペーン
香港ポスト
マカオ新聞

▲ TOPへ戻る

スマホサイトを表示