
楢橋
格安航空会社(LCC)の就航が年々増えており、フルサービスより気軽に安く利用できるLCCの利用客も増加しています。こうしたなか、LCCとの競合、また御社のビジネス戦略についておきかせください。
中原
弊社はLCCとは異なるフルサービスキャリアとして、安全運航を堅持し、ヒューマンサービスをはじめとした商品サービスの向上を図り、お客さまに最高のサービスを提供する取り組みを進めています。今後も商品サービスに留まらず、広く社会に必要とされ、お客さまに選ばれ続けるブランドを目指し、競合他社やLCCとは明確に異なる「JALブランド」を追求してまいります。
楢橋
JALブランドを確立させるための具体案などがございましたら教えて下さい。
中原
社員一人ひとりが意識を持って、地道に、安全運航、サービス品質の向上に取り組んでいくことが大事だと思います。
楢橋
こうしたなか、羽田空港はここ数年で国際線が増えていますね。
中原
弊社も香港から羽田に乗り入れていますが、羽田から地方への乗り継ぎも便利になりました。香港からの訪日旅客の増加につながっていると思います。2020年の東京オリンピック・パラリンピックにむけてますます訪日旅客、そして地方路線への乗り継ぎも増えていくでしょう。弊社でも地域活性化のお役に立てるよう新たなプロジェクトを立ち上げたところなのですよ。
楢橋
そうなんですね! では、後半では、外国客の誘致のための新たなプロジェクトについて、そして昨年60周年を迎えた香港支店の事業についても、お伺いしたいと思います。引き続き宜しくお願いいたします。
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