
そうですね。様々なシェフと面談をしましたが、やはり日本で経験を培ってきたシェフに勝る人はいませんでしたね(笑)。日本の文化を理解し、サンリオキャラクターの知識を持っている人が最適でした。キャラクターを再現して料理にするのは、とても大変なんですよ。どんな材料がどのパートに合っているか。また点心は蒸し物が多いのですが、彩りも味も落とさずに提供できるかがポイントです。
味付けも小さなお子様から大人まで美味しく頂いてもらうために、甘すぎず、濃すぎない、ほどよい味を模索し続けました。作ってはやり直しを繰り返し、果たしてゴールがあるのか途方に暮れたこともありました。飲食業に初めて携わる私にとっても、またシェフたちにとっても、大きな挑戦でした。最終的にサンリオ側からゴーサインが出た時はほっとしました。
店内には80席あり、15名収容可能のVIPルームもあります。ここではプライベートパーティなど楽しめる空間があり、VIPオリジナルセットメニューを楽しむことができます。取材した日も10人近くの女性グループが貸切り、パーティをしていました。聞くと皆さん、職場が近いということもあり、週に1度は飲茶をしに訪れるのだとか。
なぜそこまでハローキティが好きなのか尋ねたら、キャラクターもさることながらストーリーが好きなんだそうです。ハローキティの生き方が好きという答えも。いやはや香港のキティファンはとても情熱的です。
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