
きっかけとなった出来事は、会員である「全国の経営者を育成する飲食の会」で、視察旅行として4年前に香港に訪れたときにありました。この時点では、まだ海外進出するとは夢にも思いませんでしたが、香港の人々は親日家で、日本食が好きな方も多く、日本食材の流通網が整備されていることも大変魅力的でした。
こうしたことを踏まえて、新潟から香港へ進出する可能性もゼロではないと考えるようになり、2年前から進出構想を練っていました。今でこそ笑えますが、予想以上に香港進出に時間がかかり大変でした。途中で挫折しそうになったほどです(笑)
後半も宜しくお願いいたします。
2015年3月3日に「海老の髭」銅鑼湾店開店記念パーティに行ってまいりました。会場に集まったのは、香港の飲食業界関係者らおよそ100人。パーティでは、新潟県知事泉田裕彦氏からお祝いのビデオメッセージが届いたり、山田美江子社長の軌跡のドキュメンタリー映像が上映されたりなど、大盛況でした。
会場で一際目を惹いたのが各席に置かれている銅器。1枚の銅板を鎚で叩き起こして製作する「鎚起銅器 玉川堂」は、200年の伝統を継承しているものです。食べて、見て愉しむ空間。それが新潟で生まれた「海老の髭」のこだわりなのです。
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