
そうなんですよ。かなり本気で考えていました(笑)ただ、入ってまもなくして怪我をしてしまったんです。半年間リハビリしたのですが、戻ったらかなり差がついていましたね。で、実はその後、スパッとサッカーを辞めてその当時流行っていたバンド活動を始めました。
サッカーをやめてバンドをやって。バンド活動は高校卒業後もやっていたので、ホテルで仕事をしながら、両立していまして。あわよくばバンドで食べていけたら、くらいに考えていましたから。
だからこそソムリエになることも、本気で向き合えたので2年で資格が取れたと思います。
それこそ1日10時間以上毎日勉強ですよ。仕事のときはさすがにできないですが、休みの日はずっと図書館にこもって勉強していました。かつての自分はサッカーもバンドも失敗してきた。もう後はない。これまでの自分と決別して今度こそ自分できめたソムリエになるんだ。絶対に失敗したくない。
自分に自信と誇りをもてるようになりたいと強く思ったんです。
静かな穏やかな口調で語る野坂さんの印象とは裏腹に、ソムリエになるまでの過程は、話をききながら驚きの連発でした。若いうちから様々な経験を重ねてきた賜物なんだと実感しました。後半はソムリエとして香港で活躍するお話を伺います!
後半vol.4の記事はこちら!→<楢橋里彩レポートvol.4>
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