
皆さん、お元気ですか?タンク満タンですか?
はい、既にご存じの読者の方もいらっしゃると思いますが、私は千葉県を中心に不動産ビジネスを展開していまして、今回はそんな千葉つながりの方をご紹介させて頂きたいと思います。
今回ご紹介させて頂く「青い鳥クリニック千葉」は、2018年4月2日に千葉駅前という素晴らしい立地に開業したばかりの病院で、その院長である篠崎勇介さんと、その奥様で同じく医師でいらっしゃる篠崎みずきさんのお二人に、これから取り組んでいかれる医療の話を伺ってまいりました。

ただ、資格にもいろいろあります。医療で言うと看護師は医師から言われたことに従う仕事なので、自分で決められる範囲は限られます。どうせ同じ医療の世界で働くなら、医者の方が自由で自分の考えに合うと思って目指しました。


私はいつも仕事の悩みを主人に相談しているので、そういう相手がこれから同じ職場にいるのは心強いですね。
私が得意とするのは、診断時に患者さんとコミュニケーションを取ること。困りごとや悩み事の相談に乗るということなので、この青い鳥クリニック千葉では医療介護のさまざまな不安・疑問などにお答えしていきたいと考えています。そのために相談員も多数配して、医療関係以外の、例えば進学や受験の相談も受け付けていこうと考えています。
以前他の病院にいた頃も、「奨学金を返せなくなっちゃったんだけど、どうしたらいいですか」とか、「振り込み詐欺に遭ってしまい、どうしたら良いのか分からない」といった相談や、相続の悩みなんかも聞いたりしていました。よろず相談引き受けますみたいな感じでしたね。内科だけでなく精神科も兼ねているので、そういうスタイルも良いかなと思っています。
その後、しばらく問診をしているうちに、「私ね、もう何人も死ぬ人間を診てきましたけど、お母さんはそういう人とは違います、死にませんね」っておっしゃったのです。それで出された薬は血圧の薬だけ。でも、不思議なことに、母親はみるみる回復して元気になっちゃった。医師にとって、患者さんに対するコミュニケーションがいかに大切なものか、分かりました。
私は生まれも育ちもこの病院を建てたここ、千葉市駅前で、大学も自転車で2キロの距離という狭い範囲で育ってきました。だから自然とこの千葉市を少しでも住みやすい街にするために、私たちは何をすれば良いのかを考えるようになりました。そこで微力ながら我々の得意分野を活かそうと考えたのです。みずきは人工透析が専門だから、そこを活かす。私は内科と精神科が専門なので、そこを活かす。とにかく、この街が次の段階にいくための拠点となるような施設を造りたいと考えています。
あと、みずきが医師になった理由のひとつは、患者さん一人一人を診ることもあると思いますが、医師としての活動を通じて、困っている街や社会の仕組みを直すことも出来るのではないか、という想いもあるようです。
これまで多くの病院の人工透析を行う部屋というのは、体育館みたいな広い部屋に、たくさんのベッドが6~7センチ間隔で並べられていて、男も女も年齢も関係なく、1回につき4時間、週3日、そこで処置される。それが本人が亡くなるまでずっと続けるものでしたから、この病院ではできるだけ患者さんのストレスが少ない環境を整えようと考え、全室個室の人工透析室にしました。
患者さんって、病気自体のことで悩んでいるよりも、周囲の人が病気の自分を理解してくれない、受け入れてくれないとか、経済的なことで困っているとか、病気以外の悩みの方がむしろ多かったりしますからね。
主人に言わせると、求めている医療と自分が知っている、助けられる医療を持つ機関のかけ橋を作るのも医者の役割だそうで私も、見習いたいと常々思っています。
私はどちらかと言うと人の体を総合的に診たいと考えていました。だから内科に進むことは決めていたのですが、内科といえば心臓や肺、消化器がメジャーな分野で、腎臓はあまり注目されていませんでした。ただ、内科医としての進路を考えた時、まだ治療法が確立されていない分野に進んだほうが、自分の役割を発揮できるのではないかと考え専門を腎臓に選びました。
そうなのです。この5年間でかなり注目度は上がってきています。どちらかというと、腎臓は目立たない臓器でしたが、高齢化社会でみんな長生きしてくると、腎臓も加齢に伴って傷んでくるので、予防医学が重視される中で、徐々に注目されているようです。
童話に「メーテルリンクの青い鳥」というのがあるじゃないですか。幸せの青い鳥ですね。結局、世界中を回って、最後、家にたどり着いた時、鳥かごにいる鳥をみて、「あ、なんだ幸せはここにあったのか」と思う。「本当の幸せって、実はすぐそばにあるものなのですよ」という意味を込めました。まあ、「青い鳥」だと、あ行なので電話帳の最初に掲載されるというメリットもありますが。(笑)
先ほど、先生がおっしゃられた地域の役に立ちたいという理念とも重なるお話ですね。これからますます高齢化社会が進み、医療の考え方が変わっていきます。体の不調だけをうったえるのではなく、どうすればその病気に罹りにくくなるのか?どうすれば、健康を維持できるのか?そこから取り組んでもらえる医療機関があるこの千葉市は、大変いい町なんだな〜と私なんかは思います。
今まで大して考えていませんでしたが、町の機能として、こういった近所の病院がもっと増えれば、住民皆が安心して暮らせる、とても健康な、健全な町になるんだと改めて思いました。今日は、思いやりのタンクが溢れました、ありがとうございました。
院名 | 青い鳥クリニック千葉 |
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診療科目 | 内科/小児科/腎臓・人工透析内科/消化器内科/心療内科/精神科 |
場所 | 千葉市中央区弁天1-33-2 > 付近の地図はこちら |
電話番号 |
TEL:043-285-1151 FAX:043-285-1152 |
備考 | ホームページ |
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