
2016年4月8日、9日、10日の3日間、香港最大のスポーツイベント「香港セブンズ2016」が今年も香港で開催されました。世界28の国と地域から集まった最強の7人制ラグビーチームがその技と体力を競い合うこの大会、日本チームは決勝戦に勝てば、来季のワールドセブンズシリーズに参加できる権利が獲得できるということもあり、大いに盛り上がりました。
ラグビーといえば、昨年9月19日にラグビーワールドカップで15人制ラグビー日本代表チームが強豪南アフリカに勝利したのをきっかけに、日本でも往年のラグビー人気が再燃したことも記憶に新しいところですが、今回の「7人制ラグビー」は2016年夏季オリンピックの正式種目に追加されたこともあり、世界的に脚光を浴び始めているのです。
7人制のチーム編成ながらも15人制と同じグラウンドを使用し、1試合14分(7分ハーフ)という試合構成で、1日に数十試合続けて行われます。脚力ある選手が屈強な選手たちに阻まれたわずかな隙間を縫ってトライを決めるスピーディーな試合展開は、初めてラグビーを見る人にとっても魅力的で、その迫力に圧倒されてしまう事でしょう。
日本代表は昨年の結果からコアチーム(世界トップ15)から外れてしまったものの、今大会で好成績を上げてコアチームに返り咲くべく、初戦から素晴らしい戦いを繰り広げてくれました。特に決勝の香港戦では、香港チームがホームでの大歓声を受ける中、日本代表はアウェイの大きなプレッシャーに打ち勝ち、背番号1を付けたレメキ ロマノ ラヴァ選手が3トライを決める大殊勲の果てに見事勝利し、来期ラグビーセンスシリーズ2016-2017でのコアチーム昇格を決めました。
決勝の香港戦では、香港チームがホームでの大歓声を受ける中、日本代表はアウェイの大きなプレッシャーに打ち勝ち、背番号1を付けたレメキ・ロマノ・ラヴァ選手が3トライを決める大殊勲の果てに見事勝利し、来期ラグビーセンスシリーズ2016-2017でのコアチーム昇格を決めました。
香港ラグビーセブンズは歴史のある大会ですが、会場は仮装してラグビー観戦を楽しむ人で溢れ、ラグビーに詳しくない人でも楽しく観戦出来るようになっています。香港セブンズ開催中は会場周辺のホテルが満室となる事も多く、また観戦チケットも入手困難なのですが、日本からは公式スポンサーであるキャセイパシフィック航空が主催しているパッケージツアーを利用すると観戦しやすいようです。
来年のオリンピックイヤーに合わせて、今から香港セブンズ観戦を計画されてみてはいかがでしょうか?
