HOME > 特集 > 6月18日 アメジスト香港主催「アークヒルズセミナーレポート」
バックナンバー
第2部 株、為替はこう動く

 

 

川口
実は、今年から少し真剣に投資をしているのですよ。そのために、自分で決めたルールをきちっと守ることを心掛けています。月10%を目標にしているのですが、今年は1~5月まで10%ずつ取っています。自分のルールを守るのは大事ですね。
酒匂
それは同感。利食いはともかく損切りが大事。利益は小さいのに、大きくやられるケースが多い。だから損切りを入れる。私自身は、月2%程度のリターンで年24%も稼げれば十分だと思います。
川口
確かにポジションを解消する時こそが難しいのですが、一番難しいのは、ポジションを持たずに休むことだと思います。マーケットの外に出ると簡単に見えるのに、マーケットの中に入ると、欲に駆られて判断がおかしくなる。ところでアベノミクスについてはどう評価しますか。
酒匂

金利を下げても株価は上がらないし、円安にもならない。量的金融緩和の効果は、もう賞味期限切れ。マーケットがバカにしていますしね。

 

川口
日銀が国債の3割を持っています。日銀の資本金は1億円。純資産は3兆円。ETFが1万2000円だと含み損が3兆円超えますから、もう債務超過です。三菱東京UFJ銀行がプライマリーディーラーの資格を返上し、仮想通貨をやり始めました。日銀に対する信用が落ちているように見えます。
酒匂
あまり悲観的なことを言うつもりはないが、GPIFは運用成績の発表を先延ばしにしています。これは、運用が相当、ひどいことになっているのではと、勘繰りたくなります。
川口
三菱東京UFJ銀行が仮想通貨を出せば、他の銀行も黙っていないでしょう。他の銀行も、必ず出してくるはずです。そうなると、仮想通貨の発行量が増えます。こうして通貨の流通量が増えれば、インフレになります。だから、日銀も許したのではないでしょうか。
酒匂

すでにビットコインもあるしね。

 

川口
米国の大統領選挙についてはどう見ていますか。
酒匂
トランプが大統領になったら大円高。ヒラリーは保護主義的であり、中国と日本は金融政策で自国通貨安にした結果、米国の労働力が失われたと考えている。恐らく、トランプとヒラリーのどちらが大統領になっても、円高が進むでしょう。ただ、トランプの方がマグニチュードは大きい。そのように見ています。
川口
トランプは大統領選挙に負けても、最終的には勝つのではないかと思います。つまり、今までの政治は皆、ダメだったということを、トランプの躍進が物語っているように思えるのです。最後に、相場をやるうえで、これだけはやってはいけないということがあれば、教えて下さい。
酒匂
個人投資家の立場で言うと、わからない時はやらないこと。そして1、2に損切り。3、4なくて5が損切り。この2点をしっかり守っていただきたいですね。
川口
ありがとうございました。


酒匂隆雄氏プロフィール
酒匂隆雄(さこう・たかお)
酒匂・エフエックス・アドバイザリー 代表
 

1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で為替ディーラーとして外国為替業務に従事。その後1992年に、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行。さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長と歴任。現在は、酒匂・エフエックス・アドバイザリーの代表、日本フォレックスクラブの名誉会員。

 
川口一晃プロフィール
川口一晃(かわぐち・かずあき)
有限会社オフィスKAZ 代表
 

北海道札幌市出身、1966年名古屋市の小学校へ入学。父親の転勤により5回の転校を経て、さいたま市立上落合小学校、さいたま市立岸中学校を卒業。大学卒業後、銀行系証券会社(現在の三菱UFJモルガン・スタンレー証券)に入社、資産運用業務に従事。その後ファンドマネージャーとして、日興投信(現在の日興アセットマネジメント)や三菱銀行系列のダイヤモンド投資顧問会社(現在の三菱UFJ投信)に出向し運用に携わる。現在は、有限会社オフィスKAZ代表。



  • はてなブックマーク
アンケートに答えて500円相当のビットコインをゲット!
500円相当ビットコインプレゼント
【新製品】Sinocare社製コロナウイルス検査キット
芳賀健介氏「千三十三日のグアム戦争」プレゼント企画
レナジャポン公式サイトリニューアル記念プレゼント企画
八木橋泰仁氏最新書籍「ビットコイン大破産時代の到来」プレゼント企画
アンケートに答えて500円相当のビットコインをゲット!
「これから始めるHSBC香港口座超入門書」2018年8月版
HSBC香港ラクラク口座開設キット
損保ジャパン日本興亜 新・海外旅行保険OFF!
CCM香港 海外法人設立Wキャンペーン
香港ポスト
マカオ新聞

▲ TOPへ戻る

スマホサイトを表示