

4月2日、3日に富士スピードウェイにてインタープロトシリーズ2016が開催されました。
今年で3年目となるこのインタープロトシリーズですが、元レーシングドライバーの関谷正徳氏が中心となって、2013年から富士スピードウェイで開催されている大会で、車両自体の性能を追求するのではなく、車両の性能を均一化し、ドライバー自身のドライビングを際立たせることを目的とした新しいレース。
「kuruma」と呼ばれるレース車両をシェアし、アマチュアのジェントルマンドライバーによるジェントルマンクラスと、プロのレーシングドライバーが競うプロクラスの2つのクラスが開催されます。
天候はあいにくの曇り。今回はVIP用のPASSを用意していただき、色々な場所を取材させていただくことができました。
富士スピードウェイは、全長4,563m(右回り)の国際レース対応、1.5kmのメインストレートで観客席の総収容人数は14万人です。
会場内には、LFA「LF-A(Lexus Future Advance)」という、世界56か国で500台の限定生産されたスーパースポーツカーも展示。日本国内割り当て分は約200台で、販売価格は日本円で3,750万円。
100km/hまでの加速は3.7秒、最高速度は325km/hと、まさにスーパーな仕様。
この日はインタープロトシリーズ以外にも富士チャンピオンレースシリーズが同時開催されており、スーパーカートやFJなど様々なレースを見ることができました。
第2戦となる日曜日はあいにくの雨の中のレース。ジェントルマンクラスの優勝はRound1、Round2ともに前日ベストタイムを叩き出したB-MAX Racing TeamのDRAGON 選手。プロクラスはRound.1はTeam Kurosawaのドライバー平手晃平選手。Round.2はJ-POINTの松田次生選手が優勝となりました。
日曜日は家族で楽しめるイベントも開催されており、子供向けのカート体験や自転車の乗り方教室、最新ラジコンカーの体験など、多くの家族連れが楽しんでいました。ライブステージでは女性アーティストの貴愛さんが熱唱。
そして、イベントの中でも特に人気のあったのがインタープロトの同乗体験。プロのレーシングドライバーの運転による同乗体験で、コースを一周走ってくれます。
1966年より富士スピードウェイでレースが開催されたのですが、今年で実に50年の月日が経ちました。その間に車は庶民にまで普及し、今では無くてはならないツールになっています。万人が安心・安全に乗れる技術は、この様なレースからフィードバックされていくのでしょうね。
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