若林栄四 ニューヨークからの便り

若林栄四(わかばやし・えいし)

1966年東京銀行(現、三菱UFJ銀行)入行。シンガポール支店、本店為替資金部及びニューヨーク支店次長を経て勧角証券(アメリカ)執行副社長を歴任。現在、ニューヨークを拠点として、ファイナンシャル・コンサルタントとして活躍する傍ら、日本では株式会社ワカヤバシ エフエックス アソシエイツ(本邦法人)の代表取締役を務める。

【著書】
・黄金の相場予想
・世界一やさしい図解FXの教科書
・異次元経済 金利0の世界
・富の不均衡バブル
・etc

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ドル・円相場について

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昨年1月6日の安値102円58銭からの59-62週で見てドルの天井は2月24日から3月16日とみていたが、2月24日はむしろ114円40銭が安値であり、そこから最後の上昇が始まった。それで62週目の正中点3月16日はFOMCもあるので、そのあたりまでぐずぐずしてから下落に転じるものとみていたが、案に相違して59週目から62週目まで最後の上げをやるというパターンになった。

これは全く意外であったが、FOMCで金利上げをやるので、当然円安になると考える人も多いだろうなと思い直した。そのようにして、ファンダメンタルズがあたかも効くように一般大衆をだまして相場が天井をつけるというのはよくある話である。

日柄的には、2015年6月5日の高値125円86銭からの短月88.2カ月(約6年9か月すなわち13.5年=54四半期)の2分の1、さらに100-11.8=88.2、その補数では50-11.8=38.2に該当する黄金律重要数字)の正中点は3月12日(土)であった。FOMCが3月16日なのでその辺までは延びそうだなと思っていた。(上記の102円58銭からの62週目が3月16日なので)

さらに円最高値2011年10月31日の75円53銭からの短月135カ月(540÷4)の正中点は3月10日であった。昨年12月の講演会でも円高の始まりは22年3月10日前後と申し上げている。

実はもう少し早く始まると思っていたが(米国株の崩れに同期して始まると思っていた。)結果的には3月16日まで延びた。

さらに重要なのは1968年3月の金二重価格制制定でドルが紙切れ化したポイントからの54年目が22年3月であったことである。この68年3月を起点とする13.5年の刻みは世の中の流れが変わってきた刻みである。筆者の新著【米国株長き宴の終わり】の50ページを参照いただきたい。

この22年3月からはドル安の時代が始まる順番である。

もう一つ長い所からの日柄は、日経平均のバブル形成に要した時間157.3四半期(これは今回のNY株のバブル形成の期間も同じ)を80年代のドル最高値1982年11月4日の278円31銭からの157.3四半期(39.325年)の正中点は22年3月3日であった。それもあって相場の天井は3月まで延びたものと考えられる。ちなみにこの157.3の数字は138.2に19.1四半期を加えた数字であり、最近発見した重要節目の時間である(NY株は39.48年であった)(95.5+61.8=157.3)

同じくその39.48年辺りまで延びるとすると2022年5月6日がその最終期限である。

しかし3月3日以降なら要件を満たしているので、3月16日で天井を見た可能性が高いとみている。

日柄は以上のようにばっちりであるがレベルはどうか。

昨年1月6日の安値102円58銭に黄金律161.8単位の16円18銭を加えると118円76銭で強力な週足レジスタンスである。

もう一つ週足で見ると2020年3月9日の安値101円18銭に138.2単位13円82銭を加えると115円00銭となりそれからの105週目の今週18度線の傾きは3円40銭であり18度線は115+3.40の118円40銭が18度レジスタンスとなる。

さらに昨年1月6日の102円58銭から同じく13円82銭を上げると116円40銭それに18度線の傾き62週分2円丁度を加えるとこれも118円40銭が18度チャネルの上限となる

月足ではどうか。125円86銭から横にペンタゴンを倒すと73カ月目は125円86銭のポイントから下げ54度線が派生している。その14カ月目がこの22年3月であり、118円18銭に位置して強力な月足レジスタンスである。

もう一つ月足レジスタンスは2011年10月31日の円最高値75円53銭から上げた月足18度線は短月135カ月の今月93円丁度に位置している。そのポイントから61.8単位24円72銭を上げると117円72銭が月足横線レジスタンスである。

四半期足はどうか。

75円53銭の円最高値からの41四半期目の今期54度チャネルの61.8%ボックスの上限が112円50銭と125円の丁度真ん中に位置してレジスタンスである。118円75銭である。

最後にニクソンショック時に現場にいた人間しかわからない固定相場最後の相場357円35銭である。(360円の固定相場に0.75%の変動幅2円70銭の357円30銭が下限。日銀はなぜかそれより5銭上の357円35銭で固定相場を守り切った。)

その固定相場最後の相場からダブルペンタゴンの高さ95.5単位(59+36.5)の238円75銭(95.5÷4=23.875)を減じると118円60銭となる。これが強力な横線レジスタンスである。

それが証拠に2016年12月の高値118円66銭、翌月のダブルトップ118円61銭が見事である。

以上、日柄、値ごろ、人気が極まったといっていいだろう。12月来日時119円といった専門家がいたが、まぐれとは言えすごいことである。問題は119円の後どうなるかということである。

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若林栄四特別セミナー
酒匂隆雄の「為替ランドスケープ

2022年の米国政治

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2月9日付NYタイムズの1面トップに【共和党の譴責処分を、共和党院内総務マコネル上院議員が非難】の見出しで、共和党の内部紛争が明らかになっている。

共和党本部(RNC)の譴責処分は、共和党下院議員のリズ・チェニー(43代大統領ブッシュの副大統領であったチェニー氏の娘で最もボーカルなトランプ批判の旗頭)と同じく共和党のアダム・キンジンガー下院議員(トランプ批判でトランプの弾劾に賛成票を投じた)の二人に対するものである。昨年1月6日の議事堂乱入事件を調査する下院の委員会にこの二人が積極的に参加していることに対しての共和党下院議員―トランプ派(トランパー)がトランプの意を受けてRNCを押し切って譴責処分にもっていったものである。

このトランパーたちの意見により、昨年1月6日の議事堂乱入は民主主義の危機ではなく、【一般市民による通常の合法的な政治談話】とRNCは強弁し、民主党中心の下院調査委員会に上記共和党2氏が協力しているというのが譴責の内容である。

これに対して共和党の大物幹部連中は苦い思いで見ている。

今はバイデン政権がインフレで苦しみ、パンデミックもワクチン接種がままならない(反対者が多い)ことから11月の中間選挙は共和党有利の状況で進んでいる。にもかかわらず昨年の右翼のアグリーな国会襲撃を改めて持ち出して、人々に民主主義の危機を思い出させるのは賢いとは言えない。この譴責はトランプの差し金である。

マコネル上院院内総務(共和党議会のナンバーワン実力者)は【我々は昨年1月6日に目撃している。あの事件は政権から政権への合法的で平和的な権力の移譲を暴力で妨げようとした暴動である】と発言、一般市民の通常の政治談話なるRNC の嘘を否定している。

また長老たちだけではなく元トランプ政権のホワイトハウスのコミュニケーション・ディレクターのグリフィン女史もこの譴責は、共和党を傷つけ24年の大統領選挙にもネガティブな影響を与えるとしている。

彼女は今週150人の共和党員がサインした【譴責は共和党立党の創立の原理に背く裏切りであり、良心を持った人を歓迎しないというシグナルを送った】とするステートメントを発表している。

こうした内部の紛争の動きは、中間選挙の共和党圧勝が言われる中で、組織としての共和党の規律が緩んでいる証拠であるとして、中間選挙の行方に懸念を持つ共和党員も多い。

この内部紛争は1854年創立の共和党の162年(黄金律)目の2016年に表れたトランプという毒性の強いパーソナリティに党全体が振り回され変質してしまったことに対するオールドタイマーの反撃ということもできよう。

いずれにせよ、ますます狂的(10年後にはどうしてあの時、我々はあんなにくるってしまったのかと反省するに違いない)になる共和党トランパーの言動からは、責任ある議会が民主主義をプロテクトするというイメージは出てこない。

1930年の選挙で勝ったナチスが、ヒトラー独裁で国をテイクオーバーしたのと同じ雰囲気ができ始めているのは恐ろしいことである。共和党が正気を取り戻してくれないと民主主義の危機である。

その意味でこのマコネル院内総務の発言は1面TOPに値するグッドニュースである。

中間選挙に関してはやや面白いニュースも出ている。(実は重大な民主主義の危機の萌芽であるが)

2020年は10年ごとの国勢調査が行われ、その人口配分により各州から選ばれる下院議員の数は増減する。全体は435人で変わらない。それから最初の選挙である今年の中間選挙は、各州の知事が州内の選挙区を書き換えることができる。(それは10年間固定される)ご承知のゲリマンダリングで、州知事が自党に有利なように選挙区を捻じ曲げることになる。

今までゲリマンダリングは主に共和党が知事の州で盛んにおこなわれ、下院の議席配分はゆがめられてきたが、今度はそれに対抗して民主党も積極的にゲリマンダリングを行うことになっている。例えばNY州(知事民主党)は下院議員の数(人口比なので)は26人から25人に減少する。しかし積極的にゲリマンダリングをやることにより、民主党議員の当選は3-4人増えるといわれている。

同じようなことを民主、共和両党が積極的に行うことにより、各選挙区の有力候補者が絞られ、激戦区が減少する。NYタイムズの調べでは、全国で民主党、共和党のどちらが制するかわからない激戦区は全議席435のうち40議席程度まで減少する。

となると、ほんの少しの議席の移動で、多数派になったり、少数派になったりすることが頻出する。それが議会の不安定を加速させることになりかねないというのがNYタイムズの懸念である。

しかし、そうすると中間選挙の下院で圧勝するとされている共和党が、たった40の激戦区をよく戦いマジョリティーを制するチャンスは、それほど圧倒的ではないかもしれない。

選挙は蓋を開けてみないとわからない。

2022年は1860年の南北戦争開始から黄金律162年の重大なタイミングである。

奴隷制廃止のリンカーンの党共和党が、奴隷制存続の南部民主党勢力を破ったのが南北戦争である。162年後の今年、共和党は黒人差別の党、民主党はリベラルと立場を変え戦っている。善対悪の図式で見れば、南北戦争のように善(民主党)がプリベイルするのが筋だが、それには南北戦争と同じく4年ほどの時間が必要なのかもしれない。

若林栄四特別セミナー
酒匂隆雄の「為替ランドスケープ

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若林栄四特別セミナー
酒匂隆雄の「為替ランドスケープ

2022年という区切りの始まり

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年初来、マーケットメディアの混乱ぶりは、いかにも波乱の年の始まりにふさわしい。

NYダウは年初二日上昇しただけで日本のメディアには証券界の予測が並び今年は日経225が35,000円の予想が出たりしている。

それが翌日には日経225が844円もの急落となり、メディアのトーンも様変わりする。

そもそも年初の相場などというものはおよそ信用ならないものである。

1ヶ月通じて、トレンドが続くならともかく、最初の2日で今年のトレンドセッティングのように報じるのはおかしいだろう。年末、年始の薄商いで作った相場はどう見ても脆弱である。

その中で米国FRBの混乱も著しい。

そもそも今年は1913年12月22日に創設されたFRBの108年(540÷5)目の節目の年である。順調に来たものが大失敗を犯すタイミングである。

おまけにパウェル議長は16代目の議長である。

16代大統領のリンカーンは暗殺されている。ルイ16世は断頭台の露と消えている。もっともルイ16世はブルボン王朝5代目の王であったらしいが、16の数字は縁起が悪い。

さらに1913年12月のFRB設立から54年目の1968年3月に、米国は金2重価格制を採用、ブレトン・ウッズ体制が崩壊し、金とドルが切り離され、FRBは金の制約なしにいくらでもドルを印刷することができるようになった。それが今日のドルじゃぶじゃぶからの株式バブルの遠因である。

そのFRBが恣意的にドルを印刷できるようになってから54年が今年の3月である。

ここからFRBの意思に関係なく、じゃぶじゃぶの流動性が縮小に転じるのは理の当然である。

金利がどうなるか、あるいはFRBのバランスシートの縮小が本格的に始まるかどうかなんてことは、どうせ先の読めないマーケット・メディアに任せておけばよい。本質と関係のない議論をいろいろ持ち出してくれるだろう。

言えることは1968年に始まったいろんな現象が2022年にはその結果を問われることになるということだろう。

FRBの金融政策の如何を問わず、膨れ上がった時価総額経済の溢れかえっているドルは減少に向かうはずである。

一番簡単にマネーを縮小するのは株価が下落することである。

ということで今年は運命的に米国のバブル崩壊、マネーの減少がはっきりするはずである。

にも拘らずFRBがマネーを絞る政策を打ち出しそうなので、パウェル議長のFRB危うし、108年目のFRB危うしの日柄である。

本格的な日柄に入る22年3月辺りまでは株価下落の助走期間となりそうだ。

若林栄四特別セミナー
酒匂隆雄の「為替ランドスケープ

【12/10(金)開催】高級おせちやドンペリが当たる!? 無料ウェビナー開催

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みなさん、こんにちは。トレトレ編集部です。

毎月開催している無料YouTubeセミナー「ゴールデンアワー」ですが、今回、若林栄四氏が緊急来日されるとのことで、緊急特別番組を放送いたします!

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2021年12月10日(金)20時より「若林栄四のパーフェクトストーム」開催です!

今回のセミナーのみどころ
場の時期と水準をピンポイントで的中させ続けてきた、黄金比率とペンタゴンチャートでこれからの市場を徹底分析していきます!
<分析予定通貨>
ドル円・ユーロ円・英ポンド円・豪ドル円・NYダウ・日経平均・原油・金

注目ポイント1
番組後半では皆様の質問を若林先生が直接お答えいたします。すべての方のご質問にお答えすることはできませんが、もしかしたら答えていただけるかも・・・?

質問の方法1
視聴登録フォームのアンケート「セミナーでお聞きになりたいことがあればご記入ください。」にお聞きになりたいことをご記入ください

質問の方法2
番組放送中に、チャット欄に気になる質問を書いて送信してください。

注目ポイント2
番組終了後には、高級おせち料理やドンペリニヨンなどが当たる豪華視聴者プレゼントコーナーを実施します!

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視聴者全員、上記プレゼントのなかでいずれかの賞品が抽選で当選します!

応募方法
番組最後に「キーワード」を発表いたします。また、アンケートのご協力をお願いしております。そのアンケートフォームに「キーワード」をご入力いただき、送信してください。

※注意※
キーワードが間違っていた場合は抽選を受けられませんのでご注意ください

その他、セミナーの詳しい内容につきましては、案内ページを御覧ください。

今回もYouTubeで配信いたしますので、スマホ・PCとどちらでも、どこからでもご視聴いただけます。視聴登録は無料です。案内ページ内の専用フォームより視聴登録をお願いします!

みなさまのご参加・ご視聴をお待ちしております。

▼視聴登録はこちら▼
ゴールデンアワー特別編「若林栄四のパーフェクトストーム」

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