たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

中国株アナリスト
1958年生まれ。愛知県出身。大和総研、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立、TS・チャイナ・リサーチ(株)を設立。現在は生活の拠点を中国に移し、日本と中国を行き来しながらフリーランスとして活動中。マスコミ、金融機関や、個人投資家向けに情報提供を行っている。大和総研勤務時代に1994年から9年間、北京に駐在、中国経済、個別企業の調査を担当。それ以来、中国経済、企業に関する情報提供をライフワークとしている。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。
【著書】
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

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30日の上海総合指数は0.17%高、売り買い交錯!!

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中国株投資家の皆さん、こんにちは。

30日(月)の上海総合指数は高寄り後、売り買い交錯となりました。

終値は0.17%高の3528.15ポイントで引けています。

セクター別では、石油、石炭、化学、非鉄金属、鉄鋼、電気設備、国防軍事工業などが買われました。

一方、証券、銀行、空港・空運、建材、白物家電などが売られました。

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30日(月)の創業板指数は0.45%高となりました。

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30日(月)の上海50指数は0.17%高となりました。

20210830C.png

7月下旬に大きく下げた3指数ですが、その後の戻りはまちまちです。

上海50指数が最も弱いのですが、創業板指数もすぐに戻しはしたのですが8月中旬以降、再び下落に転じています。

足下では不安定な値動きとなっており、30日の終値は5日移動平均線の下側にあります。

不思議なことに、上海総合指数だけが7月下旬の急落以降の高値近辺まで戻しています。

急落前の水準までほぼ戻しています。

これまでの経験では、国家隊などが株式市場安定化操作を行う場合、大型株を中心に買ってくることが多く、上海50指数の上昇が顕著であるケースが多かったのですが、今回はそうではありません。

だからと言って、国家隊による安定化操作が行われなかったとも言い切れません。

よく分からないが上海総合指数だけが強いといった相場となっています。

個別では、証券セクターに関して悪材料がありました。

証券関係者の話として「信用取引を使ってリスクを高めるような業務を規制する通達」が出ているようです。

信用取引によるヘッジ、上昇銘柄に更に買いを入れて上値を追うような取引について、証券監督管理委員会は監督管理を強化しているようです。

株式市場全体に対する規制を連想させるような内容です。

もっとも、規制強化の動きは今に始まったことではありません。

かなりの部分が織り込まれていると考えられます。

それ以上に、現時点で証券市場の規制をさらに強化するということは、証券市場に資金が流入するような政策が後に控えているのではないかといった連想が働きます。

いろいろな思惑が交錯するために、全体相場への影響は打ち消されたのかもしれません。

市況関係を除けば、国防軍事工業関連の上昇が目立ちました。

米中対立に加え米国軍のアフガン撤退なども加わり、国際情勢が不安定になっています。

それが中国軍事産業の成長期待へとつながっています。

航空機製造の江西洪都航空工業(600316)、衛星技術を持つ中国衛通集団(601698)あたりはストップ高となっています。

このセクターは中長期で買えそうです。

 

第8回「酒匂x川口のゴールデンアワー」~珍問・難問なんでもござれ、楽しい質問に回答します~

26日のハンセン指数は1.08%安、ハイテク関連が売られる!!

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中国株投資家のみなさん、こんにちは。

26日(木)のハンセン指数は安寄り後、一旦前日終値比プラスに戻す場面もあったのですが上値重く、すぐに下げてしまいました。

その後は売りに押される展開となりました。

大引けにかけて少し戻したのですが、終値は1.08%安の25415.69ポイントで引けています。

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26日(木)の中国企業指数は2.56%安で引けました。

20210826B2.png

参考として、2021年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

20210826C2.png

NYダウ平均株価はまだですが、SP500種指数やNASDAQ総合指数は25日、過去最高値を更新しています。

それに比べて、ハンセン指数の動きは冴えません。

アメリカ市場に上場する中国株については、アリババは1.51%安、1.29%安と売られていますが、同じEC関連でも京東は1.22%高です。

ビリビリは1.54%高、歓聚集団は2.84%高など、上げている銘柄もあります。

25日に大きな悪材料が出たというわけではありません。

26日になってからも、特に目立った売り材料はありませんでした。

相変わらず、共産党による社会の安定重視、産業に対する規制強化などの動きが嫌気されていること、景気のピークアウト懸念が強まっていることなどから、センチメントが悪化したままだということでしょう。

個別銘柄で気になったところをいくつか挙げておきます。

スマホなどに使われる多様なスピーカー関連部品を製造する瑞声科技(02018)が▲10.0%安となりました。

25日に発表された2021年6月中間期業績は9.9%増収、187.4%増益でした。

表面上の見栄えは良いのですが、4-6月期については伸び悩みが目立ちました。

4-6月期の売上高は0.9%増止まり。

粗利益率は中間期では28.1%あるのですが、4-6月期単独では25.0%でした。

スマホは秋に新作を出すところが多いので、4-6月期は端境期となり、どちらかと言えば業績の悪い時期ではあります。

しかし、今年はそうした季節要因に加え、ASEAN地域、特にベトナムでの新型コロナ蔓延の影響で、海外工場の稼働率が落ちました。

また、半導体不足の影響もあるそうです。

こうした状況が繁忙期である7-9月期も続きそうです。

同社のようなスマホ関連、電子部品メーカーは、いずれもマレーシア、ベトナム、タイなどのASEAN諸国とサプライチェーンで結ばれています。

原因がASEAN諸国の新型コロナ蔓延なので、はっきり言ってこのセクター全体の見通しは悪化しています。

また、ヘルステック大手の平安健康医療科技(01833)は▲9.5%安となりました。

こちらも決算絡みです。

25日に発表された2021年6月中間期業績は39.0%増収ながら、8億7934万元の赤字となりました。

赤字幅は6億6614万元ほど拡大しています。

販売費が62.6%増、管理費が86.0%増と増収率を大幅に超えています。

逆に言えば、コストをかけた割には売上が伸びなかったということです。

前年同期は新型コロナ流行のため、20.9%増収に留まっています。

新型コロナ禍で患者は病院に行きにくいのだから、今はヘルステック企業にとって顧客を増やす絶好のチャンスです。

だからこそ、目一杯コストをかけて規模拡大に打って出たのでしょうが、思ったほど需要は強くないのかもしれません。

そうした懸念が湧き上がってしまうような決算だったからこそ、大きく売られたということなのでしょう。

ハイテク企業の業績は政府の規制強化、米国の対中強硬策とは違う要因で、よくないのかもしれません。

ハイテク銘柄には今しばらく下押し圧力がかかりそうです。

第8回「酒匂x川口のゴールデンアワー」~珍問・難問なんでもござれ、楽しい質問に回答します~

23日の上海総合指数は1.45%高、小型材料株が買われる!!

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中国株投資家の皆さん、こんにちは。

23日(月)の上海総合指数は高寄り後、上昇基調が続きました。

日足はごく短い上髭のある大きな陽線を付けました。

終値は1.45%高の3477.13ポイントで引けています。

セクター別では、機械、石油、石炭、化学、国防軍事工業、電子部品、自動車部品などが買われました。

一方、一部の証券、銀行などが軟調な値動きとなりました。

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23日(月)の創業板指数は3.16%高となりました。

23日(月)の上海50指数は0.88%高となりました。

20210826C.png

各指数の上昇率だけをみると結構大きいのですが、チャートを見る限りでは"あや戻し"の域を出ていません。

特に大型株の動きを反映する上海50指数は上昇しているとはいえ、終日5日移動平均線の下側で推移しています。

売買代金も減少しています。

ただ、小型材料株の値動きを反映する創業板指数については、上昇率は3.16%と高く、売買代金も増えています。

とはいえ、75日移動平均線が上値抵抗となっています。

その少し上には25日移動平均線があり、この辺りをしっかりと超えてくると、戻り相場も信頼性が高まります。

機械セクター、特に創業板銘柄のマザーマシン関連が大きく上げています。

国有資産監督管理委員会は19日、7月30日に行われた中央政治局会議で決定された下期の政策方針に基づき、重点業務方針を決める会議を開きました。

以下の点が強調されています。

科学技術のイノベーションをさらに突出した位置付けにしなければならない。

中央系企業は進んで国家の基礎研究や、その基礎研究を応用してイノベーションシステムの開発を推し進めなければならない。

工業用マザーマシン、ハイレベルな半導体チップ、新材料、新エネルギー自動車などの産業においてカギとなるコア技術をブレークスルーしなければならない。

このように、特定産業を名指しして、国家主導で技術開発、産業育成を行うと示唆しています。

当局の政策は規制強化ばかりではありません。

それとセットで具体的な成長戦略が示されているのです。

共産党の方針は明らかです。

社会の健全な発展、公正な競争を妨げるような行為には断固として取り締まるけれども、あくまでイノベーション優先です。

注目セクターも明らかです。

工作機械、半導体、新素材、新エネルギー自動車などに注目です。

第8回「酒匂x川口のゴールデンアワー」~珍問・難問なんでもござれ、楽しい質問に回答します~

19日のハンセン指数は2.13%安、急落!!

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中国株投資家のみなさん、こんにちは。

19日(木)のハンセン指数は安寄り後、終日売りに押される展開となりました。

終値は2.13%安の2万5316.33ポイントでした。

20210819A.png

19日(木)の中国企業指数は2.56%安で引けました。

20210819B.png

参考として、2021年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

20210819C.png

NYダウ指数が大きく下げています。

7月のFOMCの議事要旨が18日、公表されました。

殆どの委員が年内に債券購入額を減らすことに賛成で、経済データ次第では債券購入の停止を早めることができると発言したそうです。

予想以上に早くテーパリングが始まる、つまり金融緩和政策が終焉に向かうということで、多くの投資家が慌てたのでしょう。

いつものことですが、欧米機関投資家によるリスク許容度の変化は、東京や香港市場で増幅されて影響します。

依然として海外投資家の売買ウェートが小さく、また、当局による市場安定化操作の効果もある本土マーケットは、そうした影響をほぼ受けません。

市場構造の違いが本土市場と香港市場との値動きの違いに繋がっています。

テンセントは18日、2021年6月中間期業績を発表しました。

結果は22.7%増収、45.7%増益で、利益面では市場コンセンサスを3割強上回っており、ポジティブサプライズと言ってよいでしょう。

主力のゲームは伸び悩んでいるのですが、今後の収益を左右するだろう微信のミニプログラムについては順調に利用者数を増やしています。

当局は学生がゲームに没頭することを問題としています。

ただ、同社のゲーム収益における未成年者のウェートは高くありません。

また、微信によって消費者をしっかりと囲い込んでいるといった状態に変わりはありません。

独占禁止法による影響は気にはなりますが、テンセントの収益基盤が大きく侵食されるほどではないと考えています。

株価はこの日、2.7%高で寄り付いています。

当局の粛清がテンセントの業績に与える影響はそれほど大きくないと確認されたわけですから、高寄りは当然だと思います。

ですが、日中はほぼ一本調子で売られ、大引けでは3.4%安まで下げています。

1年3カ月ぶりの安値に沈んでいるのですが、これは需給要因による影響が強いとみられます。

欧米系のファンドが中国株のウェートを大きく減らすといったことが、テンセントのみならず、他のハイテク株でも起きていています。

政治的な要因による中国株外しが効いているということでしょう。

ただ、ここで注意しなければならないのは、香港株の下落は欧米投資家の資産を減少させるということです。

これで年内にテーパリングが始まれば、欧米投資家の資産は大きく傷つくことになります。

バイデン政権による金融面での対中強硬策ですが、中国政府は資本市場の封鎖をちらつかせ始めています。

これ以上の対中強硬策は香港市場の下落、アメリカ市場における中国関連株の下落を通じて、アメリカ金融市場に大きなダメージを与える可能性があります。

第8回「酒匂x川口のゴールデンアワー」~珍問・難問なんでもござれ、楽しい質問に回答します~

16日の上海総合指数は0.03%高、上値は重い!!

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中国株投資家の皆さん、こんにちは。

16日(月)の上海総合指数は僅かに高寄り後、前場は上値を試す展開となりました。

しかし、上値は重く、後場に入ると利益確定売りに押され、終値は0.03%高の3517.34ポイントで引けました。

セクター別では、ホテル・レストラン、レジャー施設・旅行、空港空運、ガス・水道、石油開発などが買われました。

一方、非鉄金属、新材料、国防軍事工業などが売られました。

20210816A.png

16日(月)の創業板指数は1.31%安となりました。

20210816B.png

16日(月)の上海50指数は0.15%高となりました。

20210816C.png

16日現地時間10時に発表された7月の月次経済統計は予想を大きく下回りました。

鉱工業生産は6.4%増と前月と比べ▲1.9ポイント低下、市場コンセンサスと比べ▲1.4ポイント低下しました。

自動車生産は▲15.8%減(前月と比べて▲2.7ポイント低下)、鋼材は▲6.6%減( 〃 ▲9.6ポイント低下)、セメントは▲6.6%減( 〃 ▲3.6ポイント低下)、原油加工量は▲0.9%減( 〃 ▲6ポイント低下)となるなど、生産の鈍化は明白です。

前年6月が既に新型コロナ禍からの回復過程に入っていたことを考えれば、伸び率鈍化はある程度予想されてはいましたが、それでも予想以上の鈍化となりました。

ITセクター、教育関連セクターに対する粛清政策が産業政策全体に対する見通しを悪くしています。

他のセクターは無関係であるし、こうした政策は長期的にそれぞれの産業の発展に有利であると当局は説明しています。

しかし、政策の背後には、行き過ぎた自由経済への戒め、広い意味での市場の失敗を正すといった目的が潜んでいます。

社会に悪影響を及ぼしているような産業、行儀の悪い企業が多い産業などで同様な粛清がないとは限りません。

政策面、ファンダメンタルズ面でネガティブな要因がある上、金融面では流動性が緩和されるような動きはみられません。

地合いは悪化しています。

個別セクターでは、新型コロナ禍で影響を受けるセクターが逆に買われています。

7月下旬から8月上旬にかけて、感染者数が拡大する兆候がみられました。

中国でもデルタ株が流入しており、感染力が強いだけに、感染拡大が懸念されたのですが、今のところ、感染者数の増加は抑えられています。

これまで物色対象となっていたところに買い疲れがみられ、それらの受け皿として新型コロナ禍で影響を受けるセクターに資金が流れたということだと思います。

消極的な理由で買われたわけですが、全面安でない分、投資家の買い意欲はまだ幾分残っています。

材料待ちです。

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