中国株投資家の皆さん、こんにちは。
まずは告知です。
1月27日(木)20:00~、無料オンライン投資セミナー「第11回 酒匂×川口のゴールデンアワー」にゲスト出演します。
マクロ経済の話に加え、個別銘柄についても話す予定です。
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ご参加、お待ちしております!!
24日(月)の上海総合指数は安寄り後、売りが一巡するとそこから下を売ってくる投資家は少なく、その後は弱いながら戻り歩調となりました。
終値は0.04%高の3524.11ポイントで引けました。
セクター別では、リチウム電池関連、デジタル通貨関連、不動産サービス、ホテルレストランなどが買われました。
一方、新型コロナ治療薬・検査薬などが売られました。
24日(月)の創業板指数は0.72%高となりました。
24日(月)の上海50指数は0.28%安となりました。
24日(月)の上海50指数は0.28%安となりました。
先週月曜日のブログで書いた通り20日、最優遇貸出金利が引き下げられました。
株式市場にとって、利下げは最大の好材料です。
先週の上海50指数は比較的強い動きをしていましたが、創業板指数は先週後半下げています。
頻繁に売買を繰り返す個人投資家は一旦利益確定売りを出したということです。
来週は春節休暇のため、丸々1週間休場となります。
その後、北京冬季オリンピック、パラリンピックと続き、手がかり材料が出にくい状態です。
今週はこんな地合いが続きそうです。
個別セクターではリチウム電池関連が買われました。
先日、国家発展改革委員会、国家エネルギー局など10部門が連名で「電動自動車の充電インフラ設備サービスの保障能力をさらに一歩引き上げることに関する意見」を発表しました。
マスコミがこの「意見」について報道したのは24日です。
リチウム電池の充電には時間がかかります。
ですから中国では、充電スタンドで電池を丸ごと換えるようなシステムを構築しようとしています。
24日はその関連メーカーが買われました。
また、デジタル通貨関連が買われました。
オリンピック関連銘柄として買われたというよりも、材料が出て買われたとみています。
FRBは20日、「デジタル化変革時代におけるドル」と題して報告書を発表しました。
中央銀行デジタル通貨(CBDC)のメリット、デメリットについて示し、デジタルドル発行のために必要な条件などを明確にしています。
さらに、20余りの問題について、意見徴収(120日以内)を行っています。
各国でデジタル通貨発行競争が始まるならば、当然中国は発行に向けた取り組みをさらに加速させるはずだといった連想が働いたのだとみています。
ホテルレストランが買われ、新型コロナ治療薬・検査薬が売られています。
23日の本土新規感染者数は18人で、22日よりも1人減っています。
21日との比較では5人減っています。
北京での発生が気になるところではありますが、現在は僅か6人に過ぎません。
このままコントロールされるのではないかと考える投資家が増えています。