たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

中国株アナリスト
1958年生まれ。愛知県出身。大和総研、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立、TS・チャイナ・リサーチ(株)を設立。現在は生活の拠点を中国に移し、日本と中国を行き来しながらフリーランスとして活動中。マスコミ、金融機関や、個人投資家向けに情報提供を行っている。大和総研勤務時代に1994年から9年間、北京に駐在、中国経済、個別企業の調査を担当。それ以来、中国経済、企業に関する情報提供をライフワークとしている。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。
【著書】
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

ブログランキング

  • にほんブログ村 株ブログ 中国株へ

連載

田代尚機のチャイナリサーチ
中国に限らずグローバルな視点から、投資に役立つ経済、企業の話題を取りあげます。

発行:マネーポストWEB 詳細はこちら

メルマガ(有料)

田代尚機のマスコミが伝えない中国経済、中国株

中国にテーマを絞り、マスコミが伝えないような中国本土の情報、分析レポートを提供します。

発行:フーミー(有料)
詳細はこちら

メルマガ(無料)

中国株投資レッスン

投資に関する知識はもちろん、中国香港の旬な話題も取り上げています。

発行:まぐまぐ!(無料)
詳細はこちら

書籍

リンク用バナー

当ブログはリンクフリーです。
バナー画像はこちらをお使いください。

トレトレブログ

トレトレおすすめブログ

トレトレ会員無料登録はこちら
トレトレスタッフブログ
トレトレ公式facebookページ
TRADETRADE Twitter
トレトレLINE@公式アカウント登録

13日の上海総合指数は1.77%高、小型材料株中心に上昇続く!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

13日(月)の上海総合指数は安寄り直後、売り買い交錯となるものの、すぐに買いが優勢となり上昇、大引けにかけてやや上値が重くなったものの、チャートは陽線を付けました。

終値は1.77%高の3443.29ポイントで引けました。

全面高の展開です。

種苗・林業、農業サービス、建材、医薬・バイオ、石油などが大きく買われました。

20200713A.png

13日(月)の創業板指数は3.99%高となりました。

20200713B.png

13日(月)の上海50指数は1.14%高となりました。

20200713C.png

今回も3指数のチャートをじっくりと見てください。

先週から二極化しています。

上海50指数は、高値圏での横ばい、出来高は一旦ピークアウトしています。

一方、創業板指数は高水準の出来高を維持しながら、急騰を続けています。

大型株は一服、小型株はラリーが続いています。

機関投資家は一旦買いの手を緩めているのに対して、個人投資家は買いを強めています。

支付宝ではファンドの購入申し込みができるのですが、本土マスコミ報道によれば、約一か月間の間に申込金額が前年同期比で5倍以上増加しているそうです。

購入者の数は倍増以上となっているそうです。

大手証券会社はそうでもないのですが、中小の金融機関が、金融商品の面でも、資金供給の面でも積極的に相場をあおっています。

個人投資家の買いが止まりません。

毎回、株価が急騰しはじめると、問題になるのは違法な場外配資問題です。

証監会は7月8日(水)夜、258社の違法な場外配資を行う機関の名簿を公表しました。

株式市場の規範を守り、理性的な発展を促すためだとしています。

今回の株価急騰は、7月1日(水)が起点となります。

ですから、僅か1週間程度で早くも当局はバブルに対する警戒を発しています。

13日(月)の寄り付き前の証券系新聞では、違法にレバレッジを利かせた場外配資の存在を指摘し、当局によって排除されるだろうといった記事や、長期的には上昇相場が期待できるが、短期的には警戒が必要であるといった記事などが目立ちました。

中国最大のファウンドリーで香港上場企業である中芯国際(00981)は、6月にニューヨークADR上場廃止としましたが、昨年6月に開設された新しい新興市場である科創板でIPOを行うと発表しています。

6日(月)には、発行価格は27.46元に決定、オーバーアロットメントを行使すれば最大で532.3億元(8091億円、1元=15.2円で計算)を調達することになります。

ここ10年来ではA株市場で最大クラスのIPOとなることが確実です。

ハイテク企業がIPOをスピーディーに積極的に行なうことができるよう審査制ではなく登録制とする(ただし、科創板、創業板)など、当局は積極的に資本市場改革を進めています。

当局の多層からなる資本市場育成戦略は、アメリカとの覇権争いが激化する中、経済成長のフロンティアとなる戦略的新興産業の発展を加速させるための戦略です。

重要な国家戦略が背後にある以上、今回の相場は大相場になるだろうと個人投資家は期待しています。

そうした大相場を実現させるためにも、当局は資本市場のルールをしっかりと徹底させなければなりません。

法の網を潜って極端に大きなレバレッジをかけて勝負に出る投機家たちを当局がしっかりと管理できるかどうか。

2015年前半の大相場では、それを管理しきれず、最後に仕方なく厳しく取り締まったところ暴落してしまったという過去があるだけに、当局の管理能力が問われるところです。

上海総合指数は何とか上昇が止まっていますが、創業板は上昇が止まりません。

これから創業板のIPOラッシュが来るので、ここで相場を崩すわけにはいきません。

それを見切っている投機家たちが大胆に買ってきています。

とにかく、早めに急騰を停めて一旦、スピード調整させないと、また数か月急騰してその後暴落といったパターンになりかねません。

 

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
新型コロナウイルス検査キット 川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

9日のハンセン指数は0.31%高、本土市場につれ高!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

9日(木)の香港ハンセン指数は高寄り後、商いを伴った売買交錯となりました。

終値は0.31%高の26210.16ポイントで引けています。

20200709A.png

9日(木)の中国企業指数は0.31%高となりました。

20200709B.png

参考として、2019年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

20200709C.png

4指数の動きについて2019年以降のチャートを出してみたのですが、足元では上海総合指数の急騰が目立ちます。

一方、ハンセン指数についても、NYダウ、TOPIXとの比較では7月2日以降強い相場となっていますが、上海総合指数ほどではありません。

やはり、この状況は上海総合指数につれ高していると解釈した方がよさそうです。

本土からのストックコネクトを通じた資金流入をみると7月2日以降、顕著に増えていることが分かります。

ただし、流入の規模をみると、3月中旬の方が多かったのですが、その時点でのハンセン指数はむしろ大きく下げている最中でした。

9日(木)の上海、深セン両市場から香港市場への資金流入額は90億3900万元で、約100億香港ドル(1元=1.1香港ドルで計算)相当です。

香港メインボードの売買代金は2068億3000万香港ドルであったので、直接的な影響は小さいとみられます。

しかし、本土投資家は本土系の金融業者を通じて比較的簡単にストックコネクトを通さずに、香港株を買うことができるのが実態です。

相対的に割安感のある香港株を買いに入っている本土投資家は3月のときよりもずっと多いのではないかとみられます。

本土株が足元で急騰している理由は、6日(月)のブログに書いた通りです。

上海総合指数は7月1日を起点に出来高を伴って急騰しています。

もともと本土市場はファンダメンタルズよりも、需給や、政策に起因する投資家心理に大きな影響を受ける市場です。

香港国家安全維持法が成立したことで政治的な安定が取り戻されること、米中覇権争いの激化により中国企業が、アメリカ資本市場から締め出される可能性が強く意識され、本土の資本市場改革が急速に進み始めたことなどから、投資家は強気に転じたと見ています。

もっとも、心配なこともあります。

いつものことですが、先高観が高まると、正規の信用取引制度を通さない法的にグレーな信用取引(場外配資)が一気に勢いを増します。

こうしたグレーな取引を規制しようと、当局がバブル抑制政策を打ち出す可能性があります。

走り出したら止まらないのが投機です。

これまでのケースでは、何回かバブル抑制政策を繰り返した後で急落するといったパターンですが、今回は急騰し始めて1週間ちょっとしかたってないので、まだモメンタムに沿った動きが続くとみています。

香港市場も暫くは本土市場につれ高すると見ています。

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
新型コロナウイルス検査キット 川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

6日の上海総合指数は5.71%高、2年5か月ぶりの高値!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

6日(月)の上海総合指数は高安寄り後、終日大量の資金が流入、チャートは大きな陽線を付けました。

終値は5.71%高の3332.88ポイントで引けました。

終値ベースでは2018年2月6日以来の高値更新となりました。

全面高の展開です。

銀行、証券、保険といった金融株、石炭、石油、不動産、鉄鋼や、半導体・部品などが大きく買われました。

20200706A.png

6日(月)の創業板指数は2.72%高となりました。

20200706B.png

6日(月)の上海50指数は6.80%高となりました。

20200706C.png

3指数のチャートをじっくり見てください。

7月1日(水)から、出来高が急増、株価が急騰しています。

ここから劇的に資金が流入しています。

6日(月)の両市場合計のA株売買代金は1兆5661億元で2015年夏のバブル相場に匹敵する額に達しています。

マクロ面では、景気回復見通しが強まったことが要因ではないかといった見方もあります。

たしかに、6月30日(火)に発表された6月の官製製造業PMIは50.9で、前月と比べ0.3ポイント、市場予想と比べ0.5ポイント高い値となりました。

新規輸出受注が急回復するなど受注が好調で、それに合わせて生産が拡大しており、景気はいたって順調に回復しています。

ただ、本土市場は通常、この指標にはほとんど反応しません。

発表は寄り付き前なので、もし、サプライズであったならば、30日(火)の寄り付きから大きく買われることになるでしょう。

この日は僅かに高寄りして、その後上昇はしていますが、0.78%高に過ぎず、出来高にも大きな変化はありませんでした。

急騰の要因は好調な指標以外にありそうです。

全人代常務委員会は6月30日(火)、香港国家安全維持法草案を可決、即日発効しました。

政権転覆、国家分裂、テロ活動、外国勢力と結託して国家安全に危害を加える行為などを罰する法律です。

一国二制度を維持するといった香港返還前に交わされた約束に反するとして、アメリカ、イギリスを中心に各国から強い反発があるとみられたのですが、そうした反発はありましたが、予想の範囲内でした。

アメリカでは、今も黒人への人種差別に抗議するデモが燻っています。

新型コロナ感染者数は増加傾向です。

このタイミングで対中制裁を行えば、中国はアメリカからの農産物輸入を抑制する可能性があります。

大統領選挙を4カ月後に控えたトランプ大統領としては中国を過度に刺激したくないところです。

結局、今回の制定によって、香港デモ、香港国家安全維持法による影響はピークアウトしたとみてよさそうです。

今回の急騰で、上昇の目立つセクターは金融で、特に証券の急騰が目立ちます。

本土のマーケット情報をみると、資本市場改革が進んでおり、それが証券株の急騰に繋がっているといった見方があります。

今年に入って行われた上場企業の増資に関する規制緩和、創業板における登録制導入、新三板と呼ばれる各地方の取引センターを通じて行われる株式譲渡市場における改革などが加速しているといった見方です。

これらはいわゆる多層的な資本市場の発展戦略の一環であり、この戦略は2018年の中央経済工作会議あたりから目立つようになりました。

昨年6月に、上海市場に登録制を採用する科創板が設立されたことが、この戦略のこれまでの目立った実績でした。

米中間の覇権争いは激しさを増しています。

アメリカは華為技術をはじめ、高い競争力を持ったハイテク企業に対する禁輸措置を行うなど、中国のハイテク企業に対する警戒感を強めています。

NASDAQでは中国企業のIPOはもとより、既存企業の公開維持すら困難となるような規制強化を行おうとしています。

アメリカの攻勢に対して、中国は資本市場改革を加速することで、戦略的新興産業の育成発展を進め、アメリカに対抗しようとしています。

こうした大きな政策の変化を本土投資家、海外機関投資家たちは意識して、急激な資金流入が起きているのではないかとみています。

リスク要因は政府の株価過熱を警戒しての対応策ですが、過去の例から見ると、一回では効きません。

飛び乗りにリスクを感じるようなら、次に下げたところを拾うといったやり方でも間に合うと考えています。

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
新型コロナウイルス検査キット 川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

2日のハンセン指数は2.85%高、景気回復、政治的安定を好感!!

  • 記事URL
  • はてなブックマーク

中国株投資家のみなさん、こんにちは。

1日(水)の香港市場は返還記念日のため休場でした。

2日(木)の香港ハンセン指数は高寄り後、小動きが続きましたが後場に入り大量の買いが入り上昇、チャートは大きな陽線を付けました。

終値は2.85%高の25124.19ポイントで引けています。

20200702A.png

2日(木)の中国企業指数は3.06%高となりました。

20200702B.png

参考として、2020年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

20200702C.png

足元の4指数の動きをみると、ハンセン指数、上海総合指数の上昇が目立ちます。

NYダウは大きな上げ下げがありますが、TOPIXは緩やかではありますが、下げトレンドとなっています。

日本のマスコミでは、6月30日(火)に施行された「香港国家安全維持法」に関する批判的な報道が目立ちます。

1日(水)には早くもこの法律に触れたとして10人が逮捕されており、国際社会の反発が予想されたのですが、実態をみれば、本土個人投資家、香港市場における主要投資家である欧米機関投資家も、この話題で弱気になるようなことはありませんでした。

昨年の夏以降、逃亡犯条例改正案で激しいデモが発生した際には、香港市場は大きな影響を受けました。

ですから、市場がデモに反応しないわけではありません。

ただ、現状をみると、トランプ大統領は国内の抗議デモ問題を抱えており、新型コロナでも感染者拡大に悩まされており、支持率も落ちています。

もともと、トランプ大統領は人権問題に対して関心が高くありません。

こうした状況で、アメリカはこの問題で中国に対して有効な制裁は打ち出せないだろうと内外の投資家は思っているのでしょう。

2日(木)のハンセン指数は2.85%高ですが、中国企業指数は3.06%高と上昇率が高くなっています。

上海総合指数は2日(木)、2.13%上昇しています。香港が休場であった1日(水)には1.38%高となっています。

本土市場の上昇が香港市場の上昇を誘引したようにみられます。

直近3日間の相場で特に強い動きをしているのは証券セクターです。

本土メディアは27日(土)、権威筋の情報として、「中国証券監督管理委員会(証監会)は商業銀行に対して証券業務免許を与える計画である。大手行の中から少なくとも2行を選び、テストを実施する」と伝えました。

そのため、29日(月)の証券セクター指数(同花順)は3.33%安と大きく売られました。

しかし、当局は28日(日)、業界構造に大きな影響を与えるようなやり方は決してしないとも発表しています。

29日(月)こそ大きく売られましたが、致命的な悪材料にはなりませんでした。

一方、証券セクター指数はその後、30日(火)から2日(木)にかけて、2.81%高、1.86%高、7.53%高と大きく買われています。

30日(火)の寄り付き前に発表された官製・製造業PMIが50.9となり、市場予想を0.5ポイント上回りました。

本土市場ではこの指標を含め、経済指標に対する感度は相対的に弱いのですが、足元で投資家はコロナショック後の景気回復の強さについて、気にしているのは確かであり、今回はこの指数の上昇を好感して、投資家心理を回復させたといってよさそうです。

この指標や、1日(水)発表の上振れした財新・マークイットの中国製造業PMIの評価については、よりファンダメンタルズを重視する香港市場では指標の良さがより素直に好感されたと考えた方がよさそうです。

本土市場では、証券に加え、保険セクターも大きく買われています。

本土市場の先高観が強まったことは、本土からの資金流入の加速も含め、香港市場にとって好材料です。

  • 記事URL
  • はてなブックマーク
新型コロナウイルス検査キット 川口一晃の仮想通貨テクニカル分析
新型コロナウイルス抗体検査キット
500円相当ビットコインプレゼント
八木橋泰仁氏最新書籍「ビットコイン大破産時代の到来」プレゼント企画
アンケートに答えて500円相当のビットコインをゲット!
「これから始めるHSBC香港口座超入門書」2018年8月版
CCM香港 海外法人設立Wキャンペーン
香港ポスト
マカオ新聞

最近のブログ記事

月別アーカイブ

▲ TOPへ戻る

スマホサイトを表示