たっしーが教える、中国株なら俺に聞け!!

田代尚機(たしろ・なおき)

TS・チャイナ・リサーチ代表。
1958年愛知県出身。大和総研勤務時代、北京に9年間駐在し、引受リサーチ、中国エコノミスト、中国株担当アナリストなどを担当。その後、内藤証券、リード・リサーチ・アンド・プロダクツ(株)を経て独立。個人投資家、機関投資家向けに中国株投資に関する助言・情報提供などを行う。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。現在、マネックス証券で「田代尚機の注目5銘柄」を掲載中。その他、SBIサーチナ、日経CNBC、ストックボイスなど、メディアへの出演・寄稿多数。

【著書】
・中国株二季報
・人民元投資入門
・中国株「黄金の10年」
・レッド・センセーション好機到来!

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香港市場、金融緩和継続で資金流入!!

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中国株投資家のみなさん、こんにちは。

6月の輸出、輸入、予想を上振れ!! 中国の貿易が予想以上に好調だ。

海関総署は13日、6月の貿易統計を発表した。

輸出(米ドルベース、以下同様)は11.3%増で、前月と比べ2.6ポイント上昇、ロイターがまとめた市場コンセンサスと比べ2.6ポイント上振れした。

輸入は17.2%増で、前月と比べ2.4ポイント上昇、市場コンセンサスと比べ4.1ポイント上振れした。

また、貿易収支は427億7000万ドルで前月と比べ、19億6000万ドル増加した。

輸出、輸入に関して2009年1月から2017年6月までの月次の伸び率をグラフにしてみると、リーマンショックで落ち込んだがV字回復し2010年春先にピークを付けた。

その後、緩やかに下落、2015年から2016年前半にかけて底値を探る動きが続いたが、その後は持ち直し、足元では回復基調が鮮明となってきた。

20170720_01.png

改めて上半期の状況を示すと、輸出は8.5%増加、輸入は18.9%増加した。

国・地域別(ただし、中継貿易の多い香港を除く)の輸出構成を見ると、第一位はアメリカで18.4%を占めている。伸び率は12.6%で全体の平均を大きく上回っている。

また、第二位はEUで16.5%を占めており、伸び率は9.2%である。第三位はASEANで12.5%を占めており、伸び率は9.5%である。

この内、ベトナムは14.4%増加している。政治的な対立は経済に影響を及ぼしていないようだ。

輸出面を見れば、中国はアメリカ、EU、ASEANと強く結びついており、いずれも輸出の伸び率は平均以上であり、その関係は強化されているといえよう。

ASEANの伸びが高い点は一帯一路戦略が水面下で進みつつあることを示している。

なお、第四位は日本で、構成比は6.2%、伸び率は6.2%に留まっている。

輸出製品では、電機製品が全体の57.2%を占めており、8.2%増であった。

この内、全体の6.2%を占める携帯無線電話機・その部品は6.5%増、2.3%を占める自動車部品は7.5%増と、やや伸び悩んだものの、6.6%を占める自動データ処理設備・部品は11.7%増、0.6%を占める自動車は25.3%増と好調である。

一方、5.1%を占める布、ニット、織物類などは3.1%増、6.8%を占めるアパレル製品は1.4%増であった。

そのほか、農産物、靴類、鋼材、家具なども全体の伸び率を下回った。輸出構造は高度化しつつある。

輸入についてみると、国・地域別では、第一位はEUで13.2%を占めている。伸び率は13.9%である。

第二位はASEANで12.2%を占めており、伸び率は22.9%である。第三位は韓国で9.4%を占めており、伸び率は9.3%である。

以下、日本、アメリカ、台湾と続き、伸び率は順に15.6%、19.8%、10.4%となっている。

THAAD配備問題で韓国との関係が悪化している。

また、民進党が政権を取ったことで台湾との関係がギクシャクしている。こうしたことが影響しているかもしれないが、両国からの輸入の伸びが平均以下となっている。

それに対して、貿易構造上、これらの国・地域と競合関係にある日本が両国よりは高い伸び率となっている。

また、アメリカからの輸入は19.8%増えており、規模の上で日本と僅差となっている。

輸入製品では、電機製品が全体の43.9%を占めており、8.5%増であった。この内、全体の12.6%を占める集積回路は9.4%増であった。

電気製品は、内需向けよりも、加工組み立てに使われる部分が多い。 そういった観点からみると、電気製品の輸出、輸入の伸び率が8%台でそれほど違わないことは整合性が取れている。

増加が目立つのは、9.5%を占める原油や、4.8%を占める鉄鉱石などで、それぞれ59%増、60%増となっている。

そのほか、石炭、石油製品、天然ガス、ゴム・合成樹脂、大豆、食用油など、国際市況商品の輸入(金額ベース)が大幅に増えている。国際商品価格の変動が、輸入急増の主な要因となっている。

下期はどうなるだろうか? アメリカ、EU、ASEANとの貿易関係は良好である。

また、インド(輸出18.9%増、輸入42.5%増、上半期、以下同様)、ロシア(22.2%増、29.3%増)、南アフリカ(17.8%増、35.4%増)、ブラジル(39.4%増、33.5%増)、オーストラリア(11.6%増、55.8%増)との輸出、輸入は、ともに高い伸びを示している。

外交上、中国は全方位的に経済関係を深めている。一帯一路戦略を核に中国は自由貿易の恩恵を受けている。外交面で、死角はなさそうだ。

貿易構造を見ると、アパレル、靴、玩具など利益率の低い製品の輸出ウエイトが小さくなる一方で、鋼材の輸出金額はマイナスであり、船舶、自動車などが急増している。

相変わらず、電器製品が輸出をけん引している。中国にとって産業の質が高まり、厚みが増しており、輸出は今後、安定成長しそうである。

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