酒匂隆雄が語る「畢生の遊楽三昧」

酒匂隆雄(さこう・たかお)

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で為替ディーラーとして外国為替業務に従事。
その後1992年に、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行。
さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長と歴任。
現在は、酒匂・エフエックス・アドバイザリーの代表、日本フォレックスクラブの名誉会員。

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市場は移り気。

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つい先日、新型コロナ・ウィルスに対するワクチン接種率を引き合いに出して、程々の接種率のアメリカを基準にすると(4月4日時点で31.4%)、接種率の高いイギリス(50.4%)の通貨のポンドは高く、フランス(14.1%)とドイツ(12.3%)のユーロは安く、最も接種率の低い(0.7%)の円は最弱であるとご紹介したが、たった3日で様変わりになった。

       4月5日始値 4月8日終値 変化

ポンド・ドル  1.3818        1.3736       0.6%ポンド安&ドル高 

ポンド・円    152.88        150.08       1.8%ポンド安&円高

ドル・円      110.62        109.26       1.2%ドル安&円高

ユーロ・ドル  1.1752        1.1915       1.4%ドル安&ユーロ高

 先週までのポンド高&円安が反転し、金利高を好感して買われていたドルが売られて最弱と思われた円が買われて、何だかぐちゃぐちゃになってしまった。

 ポンドが対円で売られたのは東芝絡みの買収案件のせいであると言う意見が有るが、正直分からない。

この買収案件は未だ協議中であると聞く。

 ドルが対ユーロ、対円で売られたのはアメリカの長期金利が下がったからだと言うがどうも後付けの様な気がしてならない。

 先週は"ドル・円は112円、115円、そして120円に行く。"と言う意見が出だして、年初皆が"ドル・円は100円を切る。"と市場の総参加者が唱えていた事を思い出した。

まあ、市場は何と移り気なことよ。(負け惜しみです。)

 市場のコンセンサスが出来ると、相場は大体逆に動くことが多いものだ。

そしてそれに上手く立ち回って上げ相場、下げ相場の両方で取る事は至難の業。(これも負け惜しみ。)

 まあ、相場は難しいですな。

 

 さあて、今日はどうするかと思ったら金曜日ではないか?

 

そうだ、ゆっくりして美味しい物でも食べに出掛けるとするか。

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新型コロナウイルス検査キット 酒匂隆雄の「為替ランドスケープ

"ワクチン接種率。"

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毎週月曜日に為替のレポートを書いているのだが、面白い相関を見付けた。

 新型コロナ・ウィルスに対するワクチン接種率の高い国の通貨は高くなり、逆に低い国の通貨は安くなっているのである。

 このレポートをご覧になった方にはダブルが、自分では面白いと思っているので、是非共ご一読下さい。

 

 

 我が国の新型コロナ・ウィルスの猛威は一向に治まらず、全国の3日(土)の新規感染者数は1週間前に比べて43%増加したらしい。

 現在新型コロナ・ウィルスに対する唯一の対処方法はワクチン接種と言われているが、我が国のワクチン接種は恐ろしく低いのが実情だ。

 そう言えば何か月か前に"高齢者には4月12日からワクチン接種を始める。"と聞いたことが有るが、その後立派な(?)高齢者である筆者の所には何の音沙汰も無い

多くの医療従事者と日米首脳会談に出席する為に渡米する菅総理は接種を受けたとは聞いたが..

 4月4日時点での主要国のワクチン接種率は以下の通りである。

イギリス 50.4%

アメリカ 31.4%

フランス 14.1%

ドイツ  12.3%

日本    0.7%

(Microsoft Bing.の資料による。)

 大手のワクチン・メーカーのアストラゼネカを擁するイギリスは流石に最大の接種率を誇り、ファイザーとモデルナを擁するアメリカが追随する。

人口の関係でアメリカの接種率の方が低いのであろう。

 為替相場を見ていてふと気付いた。

 対ドルでのこれらの国々の通貨の強弱の動きはワクチン接種率に比例しているのではないか?

そこでドルを基軸として年初と先週末の為替相場を比べてみた。

ドルを中心に考えているのでドルは1とする。 

               1月4日  4月1日  変化

イギリス。=ポンド。          1.3563       1.3828   +2.0%(対ドルでポンド高)

アメリカ。=ドル。                 1            1   ±0.0%

ドイツとフランス。=ユーロ。  1.2251       1.1760     -4.0% (対ドルでユーロ安)

日本。=円。                  103.15       110.61     -7.2% (対ドルで円安)

 まあ半分こじつけの様な物であるが、一言で言うと年初からの3ヶ月でドル高が進んだ間、ワクチン接種が盛んであったイギリスのポンドは対ドルで弱くなるどころか2.0%上昇した。

 接種率31.4%のアメリカはまあまあと言うところで1とした。

 ワクチン接種が進まなかった独仏のユーロは対ドルで4.0%下落した。

 そしてワクチン接種が全くと言っていいほど進まなかった日本の円は対ドルで7.2%と大きく下落したのである。

 バイデン新政権の新たな財政支出を好感し、コロナ後の景気回復に自信を持つニューヨーク株式市場では先週初ダウが最高値を更新し、S&P.もイースター休暇前の先週木曜日に最高値を更新した。

 ワクチン接種がどんどん進んでコロナ後の経済に明るい希望が抱けるアメリカと、遅々としてそれが進まない我が国とでは自ずからその通貨に対しての評価が違っても不思議ではない。

 先週高値110.96を付けた後110円台で落ち着いた動きを見せるドル・円相場であるが、もしこのこじつけのワクチン接種率と通貨の動きを参考にすれば中々円高の議論は出来ない。

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新型コロナウイルス検査キット 酒匂隆雄の「為替ランドスケープ

ヘッジ・ファンド破綻。

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昨日の午後、300円近く上げていた日経平均が急に下げに転じて何だろうと思っていたら、アメリカのヘッジ・ファンドの一つが破綻して野村証券やCredit Swiss.が巨額の損失を計上すると言うニュースが流れた。

一瞬LTCM.の破綻(お陰でボーナスを貰い損ねた。)やサブ・プライム・ローン問題の引き金となったパリバ・ショックを思い出したが、どうやら騒ぎはひとまず収まりそうである。

事の顛末はアルケゴス・キャピタル・マネジメントと言うヘッジ・ファンドが8倍くらいのレバレッジを使って中国株ロング・S&P.ショートの投機ポジションを組成し、昨今のS&P.の騰勢で巨額の含み損を計上して取引先相手の銀行・証券からマージン・コールの支払いを要請されたもののその支払いが出来ず、銀行・証券が一挙にポジションを解消した為の結果と思われる。


身近なFX.の業界でも、例えば先週のトルコ・リラ・ショックの折にFX.業者が顧客のトルコ・リラのロング・ポジションを強制解消してトルコ・リラの下落に拍車を掛けたが、往々にしてこの様な損切りオペレーションが終了すると相場は相当戻す。
昨日のニューヨーク株式市場でも大きな混乱は無く、ダウ30種平均株値は最高値を更新して引けた。

かつては金融システムを脅かす様な大騒ぎとなった事はまま起きていたが、最近は金融当局の規制が行き届いており、一晩のうちに金融危機に陥る様な事は起き難い。
今回も一過性の出来事であろうか?

ドル・円相場がじりじりと値を上げ、先程1年ぶりに110円の大台を超えた。
今月は期末でもあり輸出の実需筋のドル売りが出るであろうからこのままどんどんドルが上がっていくとも思えないが、米国経済活動の早期正常化への期待と高金利に支えられてのドルの優位性は続きそうである。

次のターゲットは昨年コロナショック明けの3月に付けた111.71、そして次は昨年2月に付けた112.22を目指しそうである。

ドル円チャート303.bmp

 

丁度1週間前は108.50を切って"もしかして円安トレンドは終わって106円台を目指すかも?"と思ったのはうたかたの夢であった。

今日、明日は月末・期末と海外でのイースター休暇による市場参加者の減少からの流動性低下に留意したい。

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円安からの転換は三日天下。

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先週の水曜日に主要通貨の対円の週足のチャートをお見せして"永らく続いた円安トレンドに変化の兆しか?"と述べたが、その期待は敢え無く三日天下となった。

円相場は水曜日のブログを書いている頃が正に円安から円高に転換したその頂点で、その後円はじりじりと値を下げてドル・円相場に至っては昨年5月以来のドル高&円安水準で週を終えた。

実はドルは他の主要通貨に対しても値を上げており、円安と言うよりはドル高と言った方が分かり易いかも知れない。

長期金利上昇は一服しているのだが、ニューヨーク株式市場での株価上昇は止まらずダウとS&P.は金曜日に史上最高値を更新した。

株価が上昇してリスク・オン(投資家が積極的にリスクを取る。)になっているのに安全通貨であるドルも買われた。

水曜日に一挙にドル高&主要通貨安が進んでクロス・ベースで円高のピークを見たが、その後ドル・円が安値108.46の安値を付けた後円が売られ始めてその他通貨の買い戻しと相まってクロス・ベースで円安が進んだのである。

20210327_01.jpg

結局先々週の週足の陰線は"だまし。"の様な形となっており、これからの相場展開を読むのが難しくなった。

20210327_02.jpg

売るにしても買うにしてもちょっと待って様子見をした方が良いのかな?

月曜日にペンタゴン・チャートの先生であるエルビス・川口さんと対談するのでその時にチャートの観点からの戦略を聞いてみよう。

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円安トレンドからの転換サインか?

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先週から再び円高が進んでいる。
と言っても、未だビックリする様な規模の円高ではない。

只、ドル・円相場が一時109円を超えてチャートから判断するに、昨年のコロナ禍の後の戻り高値である109.84を試すであろうとの思惑が広がっていた為に意外感が有る。

実は円高の兆候は先週から見られた。
ドル・円が90日移動平均線の104.50、そして200日移動平均線の105.50を超えてからは1週を除いて6週連続して円安が進んでいたのだが、先週それが突然円高に転換した。
下のチャート(週のローソク足チャート)で見ると、先週から赤の陽線(週の終値が始値よりも高い。)が青の陰線(週の終値が始値よりも低い。)に変化したことが分かる。

チャート 243final.jpg

 

他の通貨の方がどんどん上がってきた(円安が進んだ。)相場が先週から突然下がりだしたことがより顕著に見える。

こういう時にどうしたら良いか?
一言。
Follow the trend.=(トレンドを追いなさい。)である。

来週対談でご一緒するエルビス・川口さんのペンタゴン・チャートも昨日からドル・円、ユーロ・円、豪ドル・円の売り推奨に変わった。
ポンド・円は月曜日の150.90レベルでの売り推奨であった。

面白くなってきたぞ!

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