酒匂隆雄が語る「畢生の遊楽三昧」

酒匂隆雄(さこう・たかお)

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で為替ディーラーとして外国為替業務に従事。
その後1992年に、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行。
さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長と歴任。
現在は、酒匂・エフエックス・アドバイザリーの代表、日本フォレックスクラブの名誉会員。

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様子見?

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先週アメリカのワイオミング州・ジャクソンホールで開催された金融シンポジュームでパウエルFRB.議長が講演し、"インフレを鎮静化させる為に、兎に角金融引き締めを続ける。景気後退などの痛みを伴うだろうが、インフレを放置しておく事の痛みの方が大きい。"と述べて金融引き締めの長期化観測が強まり、米景気が一段と悪化するとの見方からニューヨーク株式市場の3指数とも大きく下落し、週の終値ベースでダウは4.2%、ナスダックは4.4%、S&P.は4.0%の大幅な下げを演じた。

ドル・円相場も日米金利差拡大の思惑から円が売られ、136円台から高値139円丁度までドル高&円安が進んだ。
中央銀行が利上げを行うと通貨は買われ、株式や仮想通貨などのリスク資産が売られる傾向が有るが、どうも市場が利上げに乗じてはしゃぎ過ぎている感じがしないでもない。

為替市場では"次は140円だ!"との話が多いが、どうかなあ?

9月20日~21日に開催されるFOMC.(米国連邦公開市場委員会)での利上げ幅が6月、7月に続いて0.75%の大幅利上げとなるか、或いは0.5%に留まるかとの憶測が飛び交うが、パウエル議長は今週金曜日に発表される8月の米国雇用統計の中身と9月13日に発表される8月の米国消費者物価指数次第だと述べた。
そしてこれらの両指数とも前月よりも鈍化が予想されており、もし利上げ幅が0.5%に留まれば前のめりになっている市場は拍子抜けするかも知れない。

個人的には140円台は近くて遠いレベルだと思うのだが..

未だドルを売る気はしないが、高値掴みもしたくない。

ドル・円はちょっと様子見かな?

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酒匂隆雄の「為替ランドスケープ

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