酒匂隆雄が語る「畢生の遊楽三昧」

酒匂隆雄(さこう・たかお)

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で為替ディーラーとして外国為替業務に従事。
その後1992年に、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行。
さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長と歴任。
現在は、酒匂・エフエックス・アドバイザリーの代表、日本フォレックスクラブの名誉会員。

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とんだブラック・フライデー。

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昨日の金曜日はブラック・フライデーと呼ばれ、アメリカの小売店などで大規模な安売りが実施される。

前日の感謝祭(11月の第4木曜日)のプレゼント売れ残り一掃セールの日にもなっており、買い物客が殺到して小売店が繁盛する事でも知られており、店が大きく黒字を出すのでブラック・フライデーと呼ばれだした。

黒字のブラックである。

 

ところが金融界にはブラック・マンデーと言う言葉も有る。

これは1987年10月19日(月)に起こったニューヨーク株式市場の大暴落の事を言い、"暗黒の月曜日"とも言われている。

 同じブラックでも大違いだ。

 そのブラック・フライデーの昨日、世界中の金融市場が大荒れとなった。

 きっかけとなったのは南アフリカで新型コロナ・ウィルスに変異型が見付かったと言うニュースであった。

 日経平均株価は一時900円以上値下がりした後747円安で引け、その後の欧州株式市場、ニューヨーク株式市場でも株価は大きく下げ、リスク・オフ(投資家が既存の債権を売り、新たな投資を控える。)となって安全資産と目される円とスイス・フランが大きく買われた。

 ドル・円相場は高値115.36から徐々に値を下げ、何と2円以上も下げる安値113.06を付けた後113.29で週を終えた。

 アメリカで早期利上げ機運が高まって多くのプレーヤーがドルを買い持ちにしていたので、損切りのドル売りが出たことも下げを加速した事であろう。

 ビット・コインも前日終値680万円から618万円へと9%以上も下げ、違ったブラック・フライデー(暗黒の金曜日)になってしまった。

 

海外の友人と話したら、"There are lots of tears and blood in the market."=(市場は涙と血で溢れている。"と表現していた。

 

 

相場は怖い!

酒匂隆雄の「為替ランドスケープ

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