酒匂隆雄が語る「畢生の遊楽三昧」

酒匂隆雄(さこう・たかお)

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で為替ディーラーとして外国為替業務に従事。
その後1992年に、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行。
さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長と歴任。
現在は、酒匂・エフエックス・アドバイザリーの代表、日本フォレックスクラブの名誉会員。

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米長期金利上昇。

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 昨晩、エルビス・川口さんと対談を行い多数の皆様方にご参加頂き、大変有り難う御座いました。

 

オンライン・座談会としては空前の人数のご応募を頂いたとかで嬉しい限りである。

 

対談では為替、仮想通貨、株などをファンダメンタルズとテクニカル分析(特に川口さんの専門であるペンタゴン・チャート)を基にして話を進め、その後に前もってお受けしていた幾つかのご質問に対して二人でお答えした。

 

その中で現在の騰勢中の株価に対して、"何時調整が起きるのか?金融危機などは起きるのか?"とのご質問が有り、"FRB.が金融緩緩和政策を続け、バイデン政権が財政支出拡大を続ける限り株価の堅調は続くと思われ、金融危機などが起きる要素は見当たらない。

但し、落とし穴が有るとしたら米国長期金利が更に上昇し、10年債利回りが1.5%から1.6%を超えてもFRB.が傍観する様であれば株価の調整は何時起きても不思議ではない。"と述べたら、何とその晩(昨晩)に早速それが起きた。

 

10年債利回りは一時1.61%まで上昇して1.523%で引けたがFRB.地区連銀の総裁がこれに対して楽観的な意見を述べて市場はFRB.が長期金利上昇を容認したと見て、一斉に株の売りに出た。

ダウは1.7%下げて31,402ドル、ナスダックは3.5%下げて13,119ポイント、S&P.2.4%下げて3,829ポイントで引け、このューヨーク市場の大幅な下げを受けて日経平均も約1,200円(4.0%)と大幅に下げて28,966円で今日の取引を終えた。

 

相場と言う物は恐ろしい。

 

金利上昇を受けてドル・円相場はニューヨーク市場で高値106.39を付け、今朝の東京市場でもそれを少し超える106.42の高値を示現し、株安=リスク・オフ=ドル買いの動きとなってドル・円は堅調な展開となっている。

 

昨年末から株高と金利高は想定内であったのだが、このドル・円相場の上昇は読めなかった。

いや寧ろドルは大幅に下がると思っていた。

 

昨日の対談の中でも話したが、今の相場の動きはファンダメンタルズ分析だけでは中々説明出来ず、テクニカル分析に助けて貰うしか無い。

 

"このドル・円相場の上昇は読めなかった。"と言う事は相場観が間違っていたと言う事であり、此処では逃げるが勝ちだ。

 

ペンタゴン・チャートでは水曜日に105.55でドテンしてドル買いを勧められたが、自分の相場観を信じて無視したら痛い目に遭った。

 

教訓。

-勝ち馬に乗れ。=トレンドに逆らうな。

 

 

分かっちゃいるんですけどね。

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