酒匂隆雄が語る「畢生の遊楽三昧」

酒匂隆雄(さこう・たかお)

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で為替ディーラーとして外国為替業務に従事。
その後1992年に、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行。
さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長と歴任。
現在は、酒匂・エフエックス・アドバイザリーの代表、日本フォレックスクラブの名誉会員。

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円、全面安。

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筆者の目論見(?)に反して円安が進んでいる。

 ドル・円相場は先週初107.69で始まった後じりじりと円安が進み、週末は109.59で終わり1週間で約1.8%の円安となったが、これは可愛いもの。

その他通貨に対する円安進行は凄まじいものがある。

             6月2日始値  6月5日終値  円安進行の割合

ドル・円          107.69     109.59     1.8%

ユーロ・円         119.68     123.70     3.4%

ポンド・円         132.88     138.83     4.5%

豪ドル・円           71.75             76.34             6.4%

ニュージーランドドル・円       66.74             71.28             6.8%

 世の中で何が起きたかと言うと米中関係悪化、コロナ・ウィルス再拡大の懸念をよそに世界的な経済活動復活に対しての楽観論が台頭してリスク・オン(投資家が新たなリスクを取って新規投資に積極的になる。)の動きとなり、株が買われて(株価上昇)安全資産の米債が売られ(金利上昇)、米株が買われているにも拘らず基軸通貨のドルが売られ(その他通貨が上昇)、安全資産だか低リスクだか知らないが円が売られる展開となった。

 上昇したその他通貨×ドル・円相場であるクロス(ユーロ・円などの円がらみのその他通貨)は当然上の表の様に急上昇するが、ドルと円と言う売られた二つの通貨同士を掛け合わせたドル・円相場はそんなに動かなかった訳である。

 

先週初まで107円台のレンジが3週間も続いたのが嘘の様であるが、これが相場。

 

昨晩発表になった5月の米国雇用統計は一言では表せないしっちゃかめっちゃかな数字であった。

失業率は13.35%で酷いものなのだが市場予想の19.7%よりも良くて市場は一安心。

非農業部門雇用者数は市場予想がマイナス800万人であったところに何と+250万人で市場はびっくり。

時間当たりの賃金増加は市場予想よりも悪かったが市場は反応せず。

 結果として"やはり雇用状況を含めてアメリカ経済は最悪期を脱出しつつある。"と言う楽観が広がって株が大きく買われることとなった。

 ちょっと待ってよ、失業率は13.3%なんだよ、と言っても誰も聞く耳を持たない。

 

 

株価、円安共に過熱感が漂うが、さて来週はどうなるか?

 

玄関の花。

玄関 6 6.jpg

 

家で一番落ち着く所の花。

6花 6.jpg

 

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凄いぞ、藤井聡太7段。

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 将棋の高校生プロの藤井聡太7段が棋聖戦の挑戦者決定戦で先輩の永瀬二冠を破って初のタイトル挑戦権を勝ち取った。

これは31年ぶりの最年少記録更新だそうである。

 

時間配分を間違えて苦戦したらしいが残り16分での大逆転だったらしい。

決め手に銀を打っていたが、将棋には素人の筆者には全くチンプンカンプン。

解説者が"これは普通の人間には考えられない一手です。"と言っていたから、驚く様な戦法だったんだろうな?

たったこの一手で形勢は逆転して藤井聡太7段が勝ったが、それまでは劣勢だったらしい。

 

凄いですねえ。

 

17歳と言えば高校3年生か?

 

自分は高校3年生の時に何をやっていただろう?

そうだ、オートバイを乗り回し、ビートルズに狂って勉強をせずにお袋が心配していたものだ。

 

余計なことだが対戦相手もやり難いだろうな?

常に"最年少のチャレンジャー。"と言う言葉が出てきて、どうしても判官びいきとなって藤井聡太7段に勝って貰いたいと思うのは人の常。

 

もうこうなったら強敵の渡辺明棋聖とも5番勝負に勝って棋聖のタイトルを取って欲しいな。

 

頑張れ、藤井聡太7段!

 

 

6花 5.jpg

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マンネリ。

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 マンネリを辞書で引くと、

"マンネリズム【mannerism】 の略。

手法が型にはまり、独創性や新鮮味がないこと。"

Goo辞書

とある。

 

今の筆者の生活スタイルは別に"手法"ではないが、正に"新鮮味がない。"

詰まらない。

 

外出を控えているので家に籠っており、毎日の生活に変化が無く何だか毎日毎日同じ事の繰り返しである。

 

毎朝8時起床。

 

録画していたテレビ東京の"モーニング・サテライト"を見ながら前日の欧州とニューヨーク市場のまとめ。(各市場の為替、株式、債券相場の終値を毎日記録している。)

 

9時半頃、同じく録画していたNHK. Eテレのテレビ体操をやる。

 

955分からじゅん散歩を見ながら朝食兼昼食を取る。

 

この後、相場を見ながら悪い癖でだらだらテレビのニュース・ショーを見る。

 

この間"今晩、ご飯どうする?"、"なんでもいいよ。"、"そんな事言っても嫌いな物は食べないじゃない。"の何時もの馬鹿げた会話が有る。

 

午後5時から録画していた"下らないアメリカのテレビ会社が作ったアクション物=昔大量に録画したCSI. ,Criminal Mind.など。一日2時間見て、3年分くらい溜まっている。"を見ながら30分間ウォーキング・マシンで歩く。(大体3000歩くらい)

ウォーキング.PNG

 

ウィークデイの間のちょっと変わったことと言えば、月曜日はビデオ録画、レポート書き、そして木曜日はZoom.を使っての会議が有るが、後はいっつも同じ。

 

そして気が付けば何時の間にか週末の土曜日と日曜日。

週末変わる事と言えば、必ずシャンパンを開けることと、後は見るテレビ番組が変わるだけ。

 

間違いなく、マンネリである。

 

 

ところでコロナ対策、ちょっと緩めたら又感染者数が増え出したらしい。

 

このマンネリ、未だ未だ続くのは間違いない。

我慢は続く。

 

 

 

じーさんみたいだが、(あ、じーさんには間違い無いか?)ふと外に目をやって入ってくる花の姿は心を落ち着かせてくれる。

 

6花 4.jpg

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見透かしたかの様に。

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 昨日、"ドル・円相場はここ3週間、107円台でのレンジ取引に終始しており108円に近くなれば売り、107円に近くなれば買っとけば良いのではなかろうか?"と書いたブログを見透かした様に(?)その108円のレジスタンス(上値抵抗線)を破り、ニューヨーク市場で高値108.76を付けた。

 

107.80から107.95まで売るオーダーを出していたのだが午後9時過ぎにはそれがDone.=(取引成立)され、その後じわじわと値を上げた。

 

ドル高の背景には米株好調を受けてリスク・オンとなって円が売られたことや、108円のレジスタンス・ラインと108.40に在った200日移動平均線を上回ったことでストップ・ロス(損切り)のドル買いが入ったものとみられるが、他にはっきりとした理由が見付からない。

 

米中関係悪化や全米ストの激化懸念よりも景気回復期待が大きくて株価が上昇しているのだが、こちらもイマイチよく理解出来ない。

 

でも相場は相場。

3週間レンジ内に留まっていた相場も何時かはレンジが破れて何方かに放たれる。

今回、それが自分の思惑とは逆の上サイドだった訳だ。

 

普段は必ずストップ・ロスのオーダーを出すのだが、今回は"107.80107.90売りの107.30107.40買い"と言うレンジ取引が何回か上手く行って貯えがあるので、そのままにしてある。

(皆さんにはお勧めしません。必ずストップを置いて下さい。)

 

レジスタンス・ライン(上値抵抗線)が上に切れると今度はそのラインがサポート・ライン(下値抵抗線)となる傾向が有る。

 

短期的には108.20108.40が下値と意識されようが、これを切ったら再び107円台の戻ると思っている。(ポジション・トークです。)

 

注:ポジション・トークとは自分で保有しているポジションの方向に行って欲しいと言う願望の呟きです。

 

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後から見れば簡単。

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 ドル・円相場が107円台にどっぷり嵌まってしまって抜け出せない。

 

朝起きて真っ先に相場を見ると107円台と言う状態が3週間も続いている。

 

為替の鉄則は、Sell low, and buy high.=(高く売って、安く買え。)と、Buy low, and sell high.=(安く買って、高く売れ。)である。

 

"そんなこと当たり前だろ、"と思うが、どこが高値でどこが安値だったかは終わってからではないと分からないので、"未だ上がるだろう。"と思って高値で買い、"未だ下がるだろう。"と思って安値で売ってしまうことはしょっちゅうだ。

(そうでしょ?)

 

ところがここ3週間は高値は108円近辺で安値が107円近辺なのだから、107.80108.00では売り、107.00107.20で買っていればそこそこ儲かったことになる。

 

為替は相対取引だから107.85が取引されたということは誰かが107.85で買って誰かが同レートで売ったことを意味する。

107.85が高値に近いと思いながら何故其処で買うのか?

それは実需と言われる、例えば輸入業者や機関投資家の"否が応でもドルを買わなければならない人。"や、投機と言われる"もっと上がるだろう。"との投機的な思惑で買う人が居るからである。

 

107.15の底値での売りも全く同じ。

実需と言われる、例えば輸出業者などの"否が応でもドルを売らなければならない人。"や、投機と言われる"もっと下がるだろう。"との投機的な思惑で売る人が居るからである。

 

で、我々はどうしたらいいか?

 

もしドルは下がる傾向にあるのではないかと思えばSell low, and buy high.=(高く売って、安く買え。)を実践し、ドル買いは利食いに留めればいい。

 

現在の状況をレンジ取引と呼ぶが、この107円台のレンジは遅かれ早かれ"必ず"破れる。

 

それが上サイドであれば108.30をトライするであろうし、下サイドであれば107.70をトライする。

 

現在米中関係悪化や全米でのスト・暴動拡大、そしてトランプ大統領の支持率下落などの悪材料が一杯にも拘わらず株価は堅調である。

よく分からない。

所謂ファンダメンタルズ(経済的基礎要因)は余り通用しない。

 

実は筆者はテクニカル分析は極めて不得手であるが、この様な地合いの時はテクニカル分析は有効である。

 

筆者も毎日参考にしている川合さんがトレトレさんに毎日執筆されている"為替相場と楽しく付き合う方法。"によると、昨日の戦略は"売りは107.90108.00で直ぐに損切りするなら108.20で、我慢出来るなら108.60まで引き延ばす。買いは107.20107.30で損切りは106.40とするが、107円割れで終えた場合は撤退。"とあり、僭越ながら筆者の売りレベル買いレベルと一致する。

 

相場は何が起こるか分からない。

肝要なのは必ずストップ(損切り)を入れておくことでしょう。

 

さあ、もう少し上がったら売るか?

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