酒匂隆雄が語る「畢生の遊楽三昧」

酒匂隆雄(さこう・たかお)

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で為替ディーラーとして外国為替業務に従事。
その後1992年に、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行。
さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長と歴任。
現在は、酒匂・エフエックス・アドバイザリーの代表、日本フォレックスクラブの名誉会員。

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いちご狩り。

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毎日、コロナ・ウィルス騒動で皆参っているが、それは子供達も同じ。

突然休校になって時間を持て余しているらしい。

 

昨日、"よし、いちご狩りにでも行くか!"と思っていちごの本場の栃木・茨城辺りをネットで探したのでが、中々ウィークデイに開いている所が無い。

 

随分探したら家から車で20分くらいの横浜の鶴ヶ峰と言う所に一か所見付けた。

 

"まあどうせ大したことはないだろう。"と高を括って出掛けたが、なんのなんの。

 

幸いにもガラガラで我々だけの貸し切り。

いちご園.jpg

 

いちごも少し小ぶりだが、熟れたやつは甘くて物凄く美味しい。

いちご.jpg

 

子供たちは生まれて初めていちごを食べるかの様に貪り食っている。

子供たちいちご .jpg

 

やはり年の功で、凄く熟れてきらきら光っているいちごを摘んでやると"わー、じーじが採るいちごは甘い!"と大喜び。

 

コロナ・ウィルス騒動で何だか落ち着かない毎日だが、良い息抜きになった。

 

皆さんも偶には息抜きでも如何ですか?

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何故、ドル高か?

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ドル・円相場は昨日のニューヨーク市場で高値111.58を付け、丁度ひと月前のレベルまで戻した。

 

39日に付けた安値101.19から1039銭の急騰である。

chart 24 3.bmp

(2月20日からのドル・円相場日足のローソク足)

 

何故、ドルはこんなに早く、そして大きく上昇したのであろうか?

 

二つの大きな理由が有ると考えている。

 

先ずその一。

-マージン・コールの発生。

先日も此処で話した様に今回のコロナ・ショックによる世界中の金融市場の混乱で、巨額のマージンコール・コール(約1,400兆円とも言われる。)が発生し、手元にドルの流動性が必要な投資家(投機家?)が保有していた巨額の金融資産の処分に迫られた。

一気に株、債券、金や原油などの金融商品を処分して現金化(ドルに換える。)した為に、これらの価格は暴落し、ドルは急上昇した。

 

ドルは対円だけではなく、対ユーロ、対ポンド、対豪・ドル、対ニュージーランド・ドルでも急騰した。

 

我々が金融取引を行う場合、信用リスク(取引相手の信用度を計る。)、レート・リスク(相場が上下するリスク。)、そしてリクイディティー・リスク(取引する際の市場の流動性の高低、或いは有無。)を考えるが、通常はレート・リスクを一番重要視する。

言い換えれば相場の上下に一番気を使う。

ところが今回のコロナ・ウィルス騒動の様に、突然市場が大荒れに成ると保有資産の売却が出来るのか、或いは保有するポジションの反対取引が出来るのかが最も重要な要件となる。

言い換えればリクイディティー・リスク(流動性・リスク)が最も大事になる訳である。

そしてリクイディティー(流動性)が有る限り、売却と反対取引が続き当然価格が一方向(今回は下げ方向)にオーバー・シュートすることになる。

 

その二。

-中央銀行の外貨準備調整。

 

昨日、対ドルでインド・ルピーが史上最安値を更新したニュースが流れたが、今回のドル上昇の煽りで新興国通貨の下落が激しい。

インドは約4,700億ドル、お隣の韓国は約4,000億ドルの外貨準備を保有するが、これらの国々は通貨防衛の為に自国通貨買い&ドル売り介入を行う。

外貨準備の構成はSDR.のそれとよく似ていると思われ(中国人民元を外貨準備に組み入れている国は多くは無かろう。)、大体ドルが60%、ユーロが20%、円が10%、そしてポンドなどのその他通貨が10%くらいと思われる。

 

ある国、例えば韓国がウォン防衛の為に400億ドルのドル売り&ウォン買い介入を行ったとすると外貨準備総額は3,600億ドルに減り、ドルの外貨準備は(4,000億ドル×60%=2,400億ドル)から400億ドルをひいた2,000億ドルとなり、これは外貨準備総額の56%でこれを将来の介入準備の止めに元の60%に戻すには、他の構成通貨であるユーロ、円、そしてその他通貨を売ってドルを購入する必要が出て来る。

韓国以外にも割合外貨準備の潤沢なブラジル(約3,600億ドル)、メキシコ(約1.900億ドル)、そしてインド(約4,700億ドル)などの新興国が同じ様なオペレーションを行った可能性は大であろう。

 

中々目に見えない中央銀行による壮大なドル買いである。

 

 

これらの要因でドルは大きく上昇したのではなかろうか?

 

では何時このドルの上昇は収まるのであろうか?

 

昨日米連邦準備理事会(FRB)は緊急の連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、米国債や住宅ローン担保証券(MBS)を必要なだけ買い取る無制限の量的緩和(QE)を決定した。

二回の計1.5%の大幅な利下げに次ぐ金融緩和策であり、市場の流動性確保の為には"何でもやる。"と言う覚悟を見せた。

 

これで投資家(投機家)は流動性確保の為の保有資産の投げ売りをする必要性は減少したのではなかろうか?

 

とは言え、コロナ・ウィルスの猛威は衰えるどころか、世界中で諸々の規制が増しつつある。

 

未だ油断は大敵ではあるが、今日の日経平均株価は午後1時半現在で約900円の上げを見せ(一時は1,000円を超える上昇を見せていた。)、NYダウ先物CME.も昨日までとは打って変わってアジア時間に上げて取引されている。

 

多少は金融市場の不安は収まりつつあるのかな?

 

何度も言う様に今は未曽有の金融危機(とまでは行っていないか?)の真っ最中。

過去の経験則は役に立たない。

 

兎に角今はリスク管理をきちんとして、ディフェンシブ(防御的)なスタンスで参りましょう。

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寒暖差。

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今日の関東地方は寒い。
気温は昨日22-23度もあったから凄く暖かく、今年初めて床暖房を付けず、セーター無しで過ごしたが、今日は外出時にコートが必要だった。

こう寒暖差が大きいと年寄りには堪える。

まあこうやって春が来るのだから仕方ないか。

相場は相変わらず目まぐるしく動いていて中々掴めきれない。

まあ損しないように緩りと参りましょう。

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たった(?)5週間前。

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毎日、コロナ、コロナで大分嫌になってきたが、伝染病はそんな人間の勝手は物ともせずに猛威を振るっている。

 

連日ニューヨークの株価は下げる一方であるが、ついにニューヨーク州のクオモ知事は全ての非必須とされる事業の営業停止と非必須の従業員の在宅勤務を義務付けるよう命じ、カリフォルニア州でも約4000万人の住人に外出禁止令が発令された。

 

自由を謳歌する国の筆頭であるアメリカで外出禁止令が出るなんて考えられない。

 

アメリカ人は本当に素直に従うのかなあ?

 

 

先程昔のニュースを見ていたら興味深い記事が有った。

 

たった5週間前の212日のニュースである。

 

"NYダウ終値、最高値更新...新型コロナの影響限定的との見方広がる 。

12日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比275.08ドル高の29,551.42ドルとなり、最高値を更新した。中国の一部で新型コロナ・ウイルスの感染拡大のペースが鈍化していると伝わり、経済に与える影響は限定的だとの見方が広がった。"

 

この頃アメリカでは新型コロナ・ウィルスは遠いアジアの問題であり、"我々には余り関係無い。"と高を括っていた。

 

それが今や主要都市で外出禁止だって!

 

このダウ平均株価(30種)は金曜日の終値は19,173.98ドルで、最高値(29,551.42ドル)を囃し立てていた212日からの5週間で実に凡そ35%も下落した。

    

 

そしてこの新型コロナ・ウィルス、一向に収まる気配が無い。

 

もう嫌になってきたけど、どうしようも無い。

 

もし横浜市でも"高齢者の外出禁止。"なんて言う事態になっても我が家にはワインと酒の備蓄はたんまり有るから大丈夫でい!

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桜は咲いたが。

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今日は春分の日でお休み。

関東地方はよく晴れているが風が強く、花粉がたくさん飛んで大変だ。
絶好のお花見日和なのだろうが新型コロナ・ウィルスの影響で人の出は鈍い。

我が家の在る横浜本牧地区にも桜道や、何かあったときの公益避難場所である桜が一杯咲いている本牧山頂公園があるが何だか余り行く気がしないな。

世の中、新型コロナ・ウィルスの影響による暗いニュースが連日報道され、得も言われぬ閉塞感が有り、浮かれた気分になれないのかも知れない。

それにしても連日ここでも書いているように依然として世界中の金融マーケットのゴタゴタが収まらない。
さすがに連日下げ続けたダウ30種平均株価は昨日188ドル上げて20,000ドルの大台を回復したがドル円相場はあれよあれよと言う間に110円台の大台を超え今日の東京市場ではなんと高値111.36まで上伸した。

その後は利食いの売りで110円割れまで落ちているが、まさかこの短期間で111円を超えるとは誰も考えていなかったと思う。
つい10日前には安値101.19まで下げており、たった10日で何と去年の1年間の値幅である10円を超えた!

今何が起きているかと言うと、兎に角キャッシュが欲しい投資家が多く、相場がどうこうよりもドルを手に入れられるかどうかかの不安が大きく、所謂レート・リスク(相場が上下して既存のポジションの価値が増減するリスク。)からリクイディティー・リスク(既存のポジションを整理してキャッシュに替える流動性が有るかどうかのリスク。)に変わったと言えようか。

こういう状況では、例えば相場が下がったから売っとけばよかったとか、逆に相場が上がったから買っておけばよかったなどと言う"ああすれば良かった。"などと言う議論は余り意味が無い。

この大きな相場展開で利益を上げた人は"ああ、良かったな。"と思えば良いし、残念ながら損失を被った人は"次は上手くやろう。"と思えば良いし、何も出来なかった人はまた損をしなかっただけでも、それで良し。


兎に角現状では損失を被らないようにディフェンシブ(防御的)な取引をすることが肝要であろう。

少しはゆっくり致しましょうか?

(とは言え、下がれば"もっと下がるだろう。"と思い、上がれば"もっと上がるだろう。"と手を出したくなっちゃうんですよね......)

止めとこ。

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