先週末に予想外の低水準となった米雇用統計発表を受けて、長期金利が一時1.5%割れ、ドル円も109円台前半から108円台前半まで急落しましたが、その後はイエレン財務長官の「雇用は引き続き強い水準」との発言も伝わり、また長期金利も1.57%超えに戻したことからドル/円も108円台後半へ値を戻しています。日足は5/3の109.70を直近高値として上値を切り下げていますが、108.20-30に日足の下値抵抗が控えており、108円割れで終えない限り、下値余地も拡がり難いと見られます。一方上値も、109.10-20,109.50-60に強い抵抗があり、109.50超えに実体を戻すまでは、上値も拡がり難い状態です。ドル買いは108.20-30まで引きつけて。損切りは107.70で撤退としています。ドル売りは109.10-20で戻り売り。損切りは109.70で撤退です。108円割れで終えた場合は紫檀理数が点灯、107.50割れを見た場合ドル弱気に変化します。
ユーロ/ドルは陽線引けとなり、1.2110-20の抵抗を実体ベースで上抜けており、下値リスクが後退しています。買いは1.2110-20で押し目買い。損切りは1.2050で撤退です。売りは様子見です。
ユーロ/円は続伸。短期トレンドは強い状態を維持しています。買いは131.80-90で押し目買い、。損切りは131.20で撤退です。売りは様子見です。
ポンドドルは高値圏で引ける陽線で切り返しています。終値ベースでは1.40台に乗せきれていませんが、短期トレンドが強い状態を維持しており、押し目買い方針継続とします。早朝のシドニー市場で1.40台に乗せていますが、買いは飛びつかず1日様子見か1.3960-70の押し目があれば買い狙い。損切りは1.3890で撤退です。売りは様子見です。強い上値抵抗は1.4140-50,1.4210-20にあります。短期トレンドは1.3800割れで終えない限り変化しません。
ポンド/円は小陽線で切り返して上値トライの動きに繋げています。152円台に実体を乗せきれずに終えていますが、シドニー市場で152円台に乗せて、勢いが増しており、押し目買い方針で。買いは152.50-60で押し目買い。損切りは151.80で一旦撤退です。売りは様子見です。
豪ドル/円は小幅続伸となりました。85.10-20の抵抗を実体ベースで上抜けきれていませんが、短期トレンドが強い状態を維持しており、一段高の可能性が高い状態です。買いは85.00-10の押し目待ちとします。損切りは84.60で撤退です。売りは様子見です。84円割れで終えない限り、下値余地が拡がり難い状態です。