ドル/円は直近の日足が上値抵抗にぶつかって押し戻されています。実体が小さく下げエネルギーの強いものではありませんが、トレンドが弱いので一段の下落リスクに警戒が必要です。買いは様子見です。売りは103.50-60で売り狙い。損切りは04.30で一旦撤退です。短期トレンドは105.50超えで終えない限り、大きく変化しません。
ユーロ/ドルは前日足から大きく下寄りのスタートとなりましたが、結果的には下値トライに失敗してタクリ足の陽線引けとなりました。短期トレンドの変化が認められないので押し目買い方針継続としていますが、1.2260-70にやや強い上値抵抗が出来ており、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは1.2160-70の押し目待ち。損切りは1.2120で撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは1.2050割れでニュートラルな状態に戻します。
ユーロ/円は実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線引けとなり、下値抵抗を守って引けています。上値トライの可能性に繋げていますが、前日の陽線が127.00-10の抵抗にぶつかって押し戻されており、高値圏での揉み合い継続となる可能性があります。買いは126.00-10で押し目買い。損切りは125.50で撤退です。売りは様子見です。
ポンド/ドルは前日足から大きく下寄りのスタートとなりましたが、下値トライに大きく失敗してタクリ足の陽線で終えています。再度1.35超えトライの可能性に繋げていますが、1.3650-60の抵抗をクリアして終えるまでは上値余地も拡がり難いと見られます。買いは損切りが付きましたが、再度1.3310-20で押し目買い。損切りは1.3240で撤退です。売りは様子見です。
ポンド/円は前日足から下寄りしたものの、下値トライに失敗してタクリ足の陽線引けとなりました。138.00-10の抵抗を実体ベースで守っていますが、140円台乗せには至っておらず140.80-90の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。買いは138.10-20の押し目待ちとします。損切りは137.40で撤退です。これが付いた場合は"ニュートラル"な状態に戻します。売りは様子見です。
豪ドル/円は下ヒゲが長く実体の小さい陰線引けとなりました。下値トライに失敗していますが、強い上値抵抗ポイントにあるので買いも慎重に。買いは77.80-90で押し目買い。損切りは77.40で撤退です。売りは様子見です。76.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化します。
イギリスでの新型コロナウィルスの変異種の感染拡大による混乱でリスクオフの動きが強まったものの、NY市場に入り、米追加経済対策が合意されたことを好材料とする買い戻しの動きに為替、株式市場は落ち着きを取り戻しています。海外は既にクリスマス休暇シーズンに入っており、薄商いとなっていますから、そんな中で今回のような材料が出ると、大きく動いて振り回される可能性が高くなるので注意が必要ですね。トレンドはドル安の流れです。