遅くなりました。今日は雇用統計の発表待ちで10:30pmまでは様子見となりそうですが、朝のコメントの一部をご参考までに掲載しておきます。
ドル/円は直近の日足が安値引けの陰線となり、この陰線が新たなドル下げトレンドに入った可能性を示しています。
短期トレンドは105.40-50の抵抗を実体ベースで上抜けない限り、ニュートラルな状態に戻しません。この場合でも106.00超えで終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。トレンドが変化したばかりなので、値ごろ感からのドル買いは控えて、ドルの戻り売り方針で。
102円台前半に強い抵抗がありますが、101円割れを見た場合は一段の下落に繋がり易くなります。
今日は米雇用統計の発表があります。(日本時間22時30分)市場予想は失業率:7.7%、非農業部門雇用者数+590千人となっています。
ドル買いは様子見に転じます。売りは104.10-20で戻り売り。損切りは105.10で撤退です。
日足の上値抵抗は104.10-20、104.50-60、104.80-90に、下値抵抗は103.10-20、102.50-60、102.20-30にあります。
ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げていますが、1.1860-70の抵抗を上抜けきれておらず、これを上抜けて来るまでは上値余地も拡がり難い状態です。一方で下値も1.1600-10の重要ポイントに跳ね返されており、調整下げが終了した可能性が生じており、押しは一旦買い場となる可能性も高いと見ています。買いは1.1800-10の押し目を軽く拾って1.1740で撤退です。急落した場合の下値余地を1.1750近辺まで見て置く必要があります。売りは1日様子見です。上値抵抗は1.1920-30、1.1960-70に、下値抵抗は1.1750-60、1.1700-10にあります。
ユーロ/円は実体が小さく上ヒゲのやや長い陰線引けとなりました。122.00-10の下値抵抗を守っていますが、上値を切り下げる流れに入っており、124.00超えで終えない限り、下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見とします。売りは122.90-00で戻り売り。上値余地を123.30-40近辺まで見て置く必要があります。損切りは浅い場合で123.60、深い場合は短期トレンドを"ニュートラル"な状態に戻す124.10に置く必要があります。
ポンド/ドルは前日の下げ幅を取り返す陽線引けとなりました。短期トレンドは強気の流れにあります。買いは1.3050-60の押し目待ちとします。損切りは1.2990で撤退です。売りは様子見とします。週足ベースで見た強い上値抵抗が1.3240~1.3280ゾーンにあります。強い下値抵抗は1.3010-20、1.2950-60にあります。1.2950割れを見た場合は"ニュートラル"な状態に戻します。
ポンド/円は小反発。135.00-10の下値抵抗には跳ね返されていますが、強い上昇エネルギーを持ったものではないので、前日の大陰線(高値137.33)を上抜けきれない可能性にも注意が必要です。買いは135.10-20の押し目待ちとします。損切りは134.80で浅めに撤退です。売りは様子見か137.10-20の戻りを軽く売って137.60で撤退です。138円台乗せで終えれば一段の上昇へ。135円割れを見た場合は下値リスクが点灯、134円割れで終えた場合は"ポンド弱気"に変化します。
豪ドル/円は小幅続伸となりました。上値を切り下げる流れからは上抜けきれていませんが、75.50超えで終えた場合は下値リスクが軽減されます。この場合でも76円台で終えるまでは下値リスクを残します。買いは1日様子見です。売りも様子見か75.40-50で軽く戻り売り。損切りは75.70で浅めに撤退です。
今日は外為どっとコムさんで雇用統計発表をライブでお伝えすることになりました。詳細は下のURLからご覧ください。