ドル/円は小陰線で終えていますが、下げ余力の強いものではなく、上下の抵抗を抜けきれない状態です。8/28の実体のやや大きい陰線の値幅内(高値106.95、安値105.20)に留まっており、揉み合いの中でエネルギーを蓄積している状態です。105.50以下で終えた場合は日足の形状が悪化します。105円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、104.50割れで終えるか104.00割れを見た場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなります。逆に可能性がやや低いものの、日足の上値抵抗である106.60-70、107.00-10、107.60-70の抵抗を全て上抜けて108円台を回復して終えた場合は下値リスクが若干後退して109円トライの動きが強まり易くなりますが、長期トレンドが弱いのでドル急伸にも繋がり難いでしょう。
ドル買いは1日様子見としています。売りは106.20-30で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を106.70近辺まで見て置く必要があります。損切りは107.20で撤退です。
ユーロ/ドルは続落。上値を切り下げており、また、1.1800の抵抗を守り切れていませんが、下値を切り上げる流れを維持しており1.1740-50の抵抗を下抜けて終えるか、1.0700割れを見ない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見か1.1690に損切りを置くなら1.1750以下で軽く試し買い程度に。売りは様子見か1.1900-10の戻り待ち。損切りは1.1960で撤退です。短期トレンドは1.20台を回復して終えない限り、上値余地も拡がり難い状態です。
ユーロ/円は陰線引けとなり、この足が5月に付けた114.43を基点として下値を切り上げて来た流れから下抜けて終えています。短期トレンドが変化し始めており、買いは様子見に転じます。124円割れで終えた場合は一段の下落に繋がり易くなります。売りは124.80-90で売り狙い。上値余地を125.30-40まで見て置く必要があります。損切りは125.90で一旦撤退です。127円台に戻して引けない限り、短期トレンドは変化しません。
ポンド/ドルは安値圏で引ける大陰線が出ており、大きな下げエネルギーを吐き出した状態です。1.3050-60には本来強い下値抵抗があったポイントであることや、週足は下値を切り上げる流れを変えておらず、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見です。売りは1.3080-90で戻り売り。損切りは1.3160で撤退です。これが付いた場合はニュートラルな状態に戻します。
ポンド/円は大陰線で終え、日足は下値リスクが高い状態ですが、138円台には本来強い下値抵抗があり、簡単には下抜けなポイントであることや、週足は下値を切り上げる流れを守っており、136円割れで越週しない限り、売りも慎重に。下値リスクが高いので買いは様子見です。売りは1日様子見か139.20-30の戻り待ちとします。損切りは140.10で撤退です。これが付いた場合はニュートラルな状態に戻します。
豪ドル/円は陰線引けとなりましたが下値抵抗を守っておりトレンドの変化は認められません。一方で78円台の長期的な上値抵抗にもぶつかっており、下値リスクへの警戒も必要であることから、買いは引き付ける必要があります。買いは76.00-10で押し目買い。損切りは75.70で撤退です。これが付いた場合は短期トレンドが変化します。売りは1日様子見です。
さて今日はマネースクエア社主催のWebセミナーの収録にこれから行ってきます。20時過ぎにはご視聴頂けると思いますが、どなたでもご視聴頂けますのでお時間があればぜひご覧頂けたらと思います。中・上級となっていますが、全然難しくありません。初心者の方でもお分かり頂けると思いますのでお気軽にご参加ください。