ドル/円は直近の日足が大陰線の出現となり、下値を切り上げて来た流れが大きく変化しています。109円台で戻り高値を見た可能性が生じており、一段の下落リスクに注意が必要です。一方で現状は106.90-00の週足の抵抗を守っており、これを支えとして小反発の可能性を残していることから、107.20以下の売りは様子見としています。買いは様子見か106.90-00で軽く買って106.40で撤退です。浅い利食いも着実に。売りは108.10-20の戻り待ちとしています。損切りは108.70で撤退です。可能性がやや低くなってきましたが、108.50超えで越週出来れば来週以降も上値トライの可能性を残します。
ユーロ/ドルはタクリ足の陽線引けとなり、下値トライには失敗していますが、短期トレンドの弱さに変わりないので1.1110-20で戻り売りとしています。損切りは1.1160で撤退です。短期トレンドは1.1250超えで終えない限り変化しません。買いは様子見です。
ユーロ/円は大陰線の出現となりました。120円台を維持出来ずに終えており、一段の下落リスクに注意が必要です。売りは119.60-70の戻り待ち。損切りは120.50で撤退です。買いは様子見です。
ポンド/ドルは実体の小さい陰線引けとなりました。下げ渋りの傾向が強い状態ですが、トレンドガ弱いので買いは引き続き様子見です。強い下値抵抗ポイントにあるので売りも利食いをこまめに入れる方針で。売りは1.1220-30の戻り待ち。損切りは1.12270で一旦撤退です。短期トレンドは1.23台を回復しない限り変化しません。
ポンド円は安値圏で引ける大陰線が出ています。74円割れを見て新たな下落トレンド入りしており、値ごろ感からの買いは控えた方が良さそうです。短期トレンドは75円台を回復すればニュートラルな状態に戻しますが、76円超えで越週しない限り、下値リスクを残します。売りは72円台の売りは様子見とし、73.80-90の戻り待ちとします。損切りは74.30で撤退です。
今日はアメリカの雇用統計の発表があります。失業率3.7%、新規雇用15~16万人の予想で、雇用市場は良好な状態を維持すると見られますが、製造業景況指数の悪化や、長期金利の2.0%割れは潮流の変化がとも受け取れるので円高リスクに注意が必要です。
それでは皆様良い週末をお過ごしください。