ドル/円は昨日、NY市場が休場であったため小動きで終えています。東京市場では上海総合指数や日経平均株価が弱含みとなったことから小反落しています。下値を切り上げる流れには変化が認められないので、ドル円は押し目買い方針継続としています。但し、108.80以下で終えた場合は日足の形状が悪化して、108円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。短期トレンドは107.50割れで下値リスクが点灯、107円割れで越週した場合は弱気転換します。今日のドル買いは109.10-20の押し目待ちとしています。損切りは108.40で撤退です。売りは109.80-90で戻り売り。損切りは110.40で撤退です。
ユーロ/ドルは上値の重い状態が続いており、上値を切り下げていますが、昨年11月に付けた1.12台を起点として下値を切り上げる流れを守っており、反発に転ずる可能性を残した状態にあるので突っ込み売りにも注意が必要です。買いは1.1350-60で軽く買って1.1330で浅めに損切りを入れるか、深い場合は1.1290で撤退です。1.1300割れで終えた場合は下値リスクが点灯、1.1200割れを見た場合は弱気転換します。売りは様子見としています。
ユーロ/円は下値を切り上げる一方で上値を切り下げる流れからも抜け切れていません。値動きが収縮しているので、一方向へ抜け出す可能性に注意が必要です。買いは124.20-30で軽く買って123.40で撤退としています。123円割れを見た場合は一段の下落リスクに要注意。逆に125円台で終えた場合は上値余地がさらに拡がり易くなります。
ポンド/ドルは前日足から下寄りしましたが、下げ渋りの状態。上値トライの可能性を残しているので1.2840-50で軽く買い狙い。損切りは1.2790で撤退です。これが付いた場合はニュートラルな状態に戻します。売りは様子見です。
ポンド/円は値幅の小さい足で終えており、上昇エネルギーにも乏しい感がありますが、現状は下値を切り上げる流れを維持しているので140円台で軽く押し目買い。損切りは浅い場合で140.40、深い場合はニュートラルな状態に戻す139.90で撤退です。売りは様子見です。
豪ドル/円は下値を切り上げる流れを維持していますが、強い上値抵抗ポイントにあるので買いは様子見か78.00-10で軽く買って77.60で浅めに撤退としています。売りは様子見か79.00-10の戻り待ち。損切りは79.30で撤退です。