ドル/円は小陽線を繋げて上値トライの可能性を残していますが、個々の足が強いものではないので小反落の可能性があります。また112.30以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。現状は113.80-90の抵抗を再度トライする流れにありますが、これをクリアした場合は次のターゲットは114.30-40になります。上値抵抗が強いためドル急伸にも繋がり難いでしょう。
ユーロ/ドルは小反落。下げ余力の強いものではありませんが、1.1500-10の上値抵抗にぶつかっており、下値リスクがやや高い形です。買いは様子見としています。売りは1.1490-00の戻り待ち。損切りは短期トレンドが変化する1.1560で撤退です。
ユーロ/円は小幅続伸。下値を切り上げつつ上値余地を探る動きが継続中ですが130円台に強い上値抵抗が控えていることや、直近の陽線が上昇余力の強いものではないので、小反落の可能性があります。買いは1日様子見です。売りも様子見か131.60に損切りを置くなら130.80-90の吹き値があれば売り向かい。
ポンド/ドルは3手連続陽線引けとなり下値を切り上げていますが、中期トレンドが強いわけではないので、1.3200超えから厚くなる上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは様子見か1.3030-40の押し目待ちとしています。損切りは1.2980か深い場合は1.2940で撤退です。これが付いた場合は下値リスクが点灯します。売りは様子見です。
ポンド/円は6手連続陽線引けとなり下値を急角度で切り上げています。短期トレンドは非常に強い状態ですが、150円台で越週するまでは下値リスクにも警戒が必要です。買いは147.40-50の押し目間日としています。損切りは下値リスクが点灯する146.90で撤退です。売りは様子見か150.20に損切りを置き149.50-60で売り向かい。
豪ドル/円は82.50-60の抵抗をクリアして一段の上昇の可能性が点灯中です。買いは82.00-10の押し目待ち。損切りは81.40で撤退。売りは様子見としています。
中間選挙をそつなくこなして株、為替共にリスク回避からリスクオンへの巻き戻しの動きとなっています。ニュートラルな状態には近づいているので飛びつき買いにも注意が必要でしょう。