ドル/円は直近の日足が陽線引けとなり、上値トライの動きに繋げていますが、上値を切り下げる流れにはまだ変化が認められません。一方で104.60~105.00ゾーンの中・長期的な下値抵抗には一旦跳ね返された形となり、短期的には底打ち確認の可能性が生じています。中期トレンドが弱いことや、ドル全面安の流れにあるので対円でもドルが急伸に繋がり難いと見られます。106.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて来れば下値リスクがやや後退、107.00-10の抵抗をクリアした場合は短期トレンドが変化して一段の上昇に繋がり易くなります。逆に104円割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。ドル買いは今日だけ105.00-10で軽く試し買い。損切りは104.40で撤退です。売りは106.00-10超えで売り向かい。損切りは短期トレンドが変化する107.10で撤退です。
ユーロ/ドルは続伸。直近の陽線が1.24台に実体を乗せており、日足、週足ともに形状が改善しています。1.2500-10にもう一段強い上値抵抗がありますが、下値余地が限られ易いので1.2400-10での押し目買い狙いで。損切りは1.2340で撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは1.2250割れで変化します。
ユーロ/円は実体のしっかりとした陽線引けとなり3手前の大陰線の値幅を上抜けた位置で終えています。132.00-10超えで越週するまでは下値リスクを残しますが、128.00-10に強い抵抗が出来ており、これを割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難いでしょう。買いは130.60-70の押し目待ちとします。損切りは129.40で撤退です。売りは様子見です。
ポンド/ドルは陽線引けとなり強気の流れを維持しています。1.4200-10で軽く買って損切りを浅くするか。1.4160-70の押し目待ち。この場合の損切りは1.4090で一旦撤退です。
ポンド/円は陽線引けとなり、150円台に値を戻しています。150.50超えで終えれば一段の上昇へ。買いは149.60-70以下の押し目待ち。損切りは149円割れで浅めに一旦撤退です。売りは様子見とします。或いは150.60で浅めに撤退。
豪ドル/円は陽線引けとなりましたが、上値を切り下げる流れから抜け出しておらず下値リスクを残した状態です。買いは様子見です。売りは82円台で戻り売り。損切りは82.60で撤退です。
京都の錦市場は観光客にも人気の市場で私も何度か行ったことがあります。西利の千枚漬けや打田の漬物、三木鶏卵の卵焼きはついつい買ってしまいますが、友人が教えてくれるまでは、この市場の営業後、シャッターが下りたところを見ることはなかったと思います。今回、食事を終えた後、見に行って来ました。この錦市場は絵師の伊藤若冲にゆかりの深い地で、実家が青物問屋であったそうですが、お店が閉店してシャッターが下りるとシャッター一面い若冲の絵が描かれているのです。
どれも美術館ではお馴染みの絵柄です。シャッターの外にごみ袋が置いてあったりするのはやや興ざめですが、それでも錦市場の通り全てにこの絵柄があるので、ちょっとしたギャラリーを歩いている感じで楽しいですね。ライトアップもされているのでなかなか素敵です。今年は伊藤若冲生誕300年出そうです。わざわざ見る機会がなかなかないかと思いますが、時間があれば是非立ち寄ってみてください。
https://www.huffingtonpost.jp/2016/10/03/ito-jakuchu-kyoto_n_12303832.html