ドル/円は直近の日足が陽線を繋げられずに小陰線で終え、上値を切り下げる流れに変化が認められません。下値リスクがより高いので買いは様子見が基本ですが、1/8に付けた113.39を起点とするトレンドラインの抵抗が105.80近辺にあり、下値抵抗として働く可能性を残しているので、105円台の売りも慎重に。買いは様子見か引き付けて。105円割れで浅めに撤退です。売りは106.30-40で戻り売り。損切りは107.20で撤退としています。日足の実体を107円台へ戻すことが出来れば下値リスクが後退、107.50-60の抵抗をクリアした場合は短期トレンドが変化します。逆に104円割れで終えた場合は102円方向への一段のドル下落リスクに要注意。
ユーロ/ドルは小幅続落。単体では下げ余力の強いものではありませんが、日足の形状が弱いのでもう一段押す可能性があります。買いは様子見か1.2200-10まで引き付けて。損切りは浅い場合で1.2170、深い場合は1.2140で撤退です。売りは様子見か1.2320-30で戻り売り。損切りは1.2410で撤退です。
ユーロ/円は3手連続陰線引けとなり、日足の形状が悪化しています。短期トレンドは130.00割れを見てニュートラルな状態に戻しています。買いは様子見です。129.50割れで終えた場合は一段の下落リスクに要注意。売りは130.50-60で戻り売り。損切りは131.60で撤退です。
ポンド/ドルは寄せ線に近い形の足で終えています。上下の抵抗を抜け切れずに終えていますが、1.3900近辺の下値抵抗は守った状態です。買いは様子見か1.3840で撤退。売りは1.3970-80で戻り売り。損切りは1.4010で浅めに撤退です。短期トレンドは1.3800割れで変化します。
ポンド/円は小幅続落。短期トレンドの変化が認められないものの、日足が下値を切り上げて来た流れから下抜け始めており、日足の形状が悪化しています。147円割れを見たらトレンド変化に要注意。21日線、200日線が148.20-148.00で収束しており、一方向へ動き易くなっています。買いは様子見可146.90で撤退。売りは148.00-10で戻り売り。損切りは149.10に置く必要があります。
豪ドル/円は続落。2手連続して実体のやや大きい陰線が出ており、直近の陰線が82.00の下値抵抗を再び下抜けています。新たな下落リスクが点灯しているので買いは様子見です。売りは81.70-80で戻り売り。損切りは82.50で撤退です。
3/21(水)にマネースクウェア・ジャパン主催の株価指数赤で皆「実践テクニカル講座」の講師を務めます。会場はマネースクウェア・ジャパンのセミナールームになります。口座をお持ちの方限定となりますが、このシリーズの最終回となりますので、宜しければ是非ご参加ください。今回は最終回ということで、現在までのポジショニングの解説と今後の戦略、株式指数の方向性について重点的にお話したいと思います。
https://www.m2j.co.jp/seminar/seminardetail.php?semi_seq=3136