ドル/円は直近の日足が陽線引けとなり、続落を食い止めていますが、上値を切り下げる流れに変化が認められず、112.90-00に上値抵抗が出来ています。113円超えの抵抗をクリアしきれない可能性に注意が必要です。一方で111円台に強い下値抵抗が控えており、111.80以下の売りも慎重に。買いは様子見です。売りは112.90-00の戻り売り。損切りは114.10で撤退です。これが付いた場合は短期トレンドをニュートラルな状態に戻します。
ユーロ/ドルは昨日のシドニー市場でドイツ政局不安(連立協議の決裂)の報を受けてユーロ売りのスタートとなりましたが、下値を攻めきれずに押し戻されて終えています。1.1660-70に日足の下値抵抗があり、1.1650割れで終えない限りは売りも慎重に。買いは様子見か1.1660-70で押し目買い。損切りは1.1630で浅めに撤退です。売りは様子見です。1.1840-50に強い上値抵抗があります。
ユーロ/円は前日足から大きく下寄りのスタートとなりましたが、前日のNY市場終値水準に戻して引けています。上値を切り下げる流れに変化が認められないので133.60に損切りを置き戻り売り方針で。買いは様子見です。
ポンド/ドルは小幅続伸。下値を切り上げる流れを維持していますが、個々の足が強い上昇エネルギーを持ったものではないので1.33超えの上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは1.3210-20で買って損切りも浅めに。短期トレンドは1.3100割れで下値リスクが点灯、1.3050割れで弱気に変化します。
ポンド/円は前日の陰線の値幅を再び切り返して反発に転じていますが、上値を切り下げる流れに変化が認められません。買いは様子見です。148.00-10近辺の下値抵抗にも注意して戻り売り方針継続とします。損切りは150.10で撤退です。
豪ドル/円は小反発。84円台に中期的に見ても強い下値抵抗がありますが、日足、週足ともに不安定さが増しており、買いは様子見としています。売りも85円台半ば超えの戻り待ちです。短期トレンドは86円台半ばを回復しない限り下値リスクにより警戒が必要です。
さて、11/23(祝)のマネースクウェア・ジャパン社主催の株価指数アカデミア「実践テクニカル講座」の講義(口座をお持ちの方が対象)や、25日にはJFX社主催のFXセミナーの収録を予定しており、これらの準備に勤しんでおります。株式相場は調整局面入り、為替相場もややドル安がの動きが強まっており、年末前にポジション整理の動きが強まっているようです。株価については調整下げに留まるなら今週中にも一旦底打ちしてもおかしくありませんが、21,800円も割り込むようなら調整がやや長引くかもしれません。ドル円は110~111円台に強い下値抵抗があります。