ドル/円は先週末の日足が小陽線で終えていますが、上昇余力に欠けるものであることや、9/8に付けた107.32を起点として下値を切り上げて来た流れからは外れ始めており、この上値抵抗が114.20-30に位置していることから、続伸に流れに繋げた場合でも114円超えの抵抗をこなしきれない可能性に注意が必要です。また、113円台を維持できずに終えた場合は下値リスクが点灯、112.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して111円方向への一段のドル下落に繋がり易くなります。日足の上値抵抗は114.00-20、114.60-70に、下値抵抗は113.00-10、112.50-60、111.70-80にあります。ドル買いは様子見か引き付けて、112.40で撤退。ドル売りは114.00超えで売り狙い。114.70で撤退です。
ユーロ/ドルは小幅続伸となりましたが、上昇余力の強いものではないことや、短期トレンドの変化が認められないので買いは様子見としています。1.1600-10にやや強い下値抵抗が出来ています。売りは1.16台を売って1.1730で一旦撤退としていますが、短期トレンドは1.1820超えに日足の実体を戻さない限り変化しません。
ユーロ/円は小幅続伸となりましたが、日足、週足ともに下値リスクがより高いので買いは様子見です。売りは132.70-80で戻り売り。損切りは133.60で撤退です。
ポンド/ドルは小幅続伸となり1.3170-80の抵抗を上抜け終えていますが、短期トレンドの変化が認められず、ダマシとなる可能性があります。短期トレンドは1.3250-60の抵抗をクリアしない限り下値リスクがより高い状態です。1.3100-110にやや強い下値抵抗があります。
ポンド/円は小反発。短期トレンドの変化が認められないので買いは様子見としています。売りは149.60-70で戻り売り。損切りは150.60で一旦撤退です。
豪ドル/円は86.80-00の下値抵抗を守って終えていますが、日足、週足ともに形状が弱いので買いは様子見です。売りは87.60-70の戻り待ち。損切りは88.20で一旦撤退です。
11/23(木)10:00~12:00まで、マネースクウェア・ジャパン株価指数アカデミアの「実践テクニカル講座」のセミナーがあります。講座をお持ちの方限定となりますが、年内最後となりますので、お時間があれば是非ご参加ください。当日はポジショニングや年末へ向けての戦略、来年の方向性などについてもお話する予定です。
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