「上昇はどこまで」
先週のレポートでは、B点に注目した。B点の時間的位置が変化日となり、流れが変わる可能性があったからだ。
実際には、B点を通過した直後に値を下げたのだが、ACラインが下値支持線となり再び上昇。上値抵抗線BCラインを越えて170万円台に乗せてきた。
次の注目日は11月18日前後である。
A点水準:約140万円
B点水準:約180万円
C点水準:約155万円
E点水準:約164万円
今週のポイントはどこまで上昇が続くのかということである。
<あくまでも個人的見解>
C点に注目したい。
先週末にC点が位置する時間帯に到達して取引を終えている。したがって、新しい流れが出る可能性がある。しかも、同事線に近い小さなローソク足が出現していることから、週明けの動きには注意をしたい。
(現在のシナリオ)
上昇トレンドが続いている。右肩上がりのACラインからも上放れている。また、上値抵抗線として存在していたBCラインも越えてきた。そして、下値支持線CEラインが控えているからだ。
この場合、180万円に乗せていくことが期待される。
(第2シナリオ)
上値の重たい展開に移行する可能性がある。C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、上値抵抗線BEラインが存在している。そして、先週末のローソク足が同事線に似た小さな足だからだ。
この場合、150万円を割り込んでいくことが考えられる。
<一目均衡表>
雲のねじれの位置を通過した後も上昇を続けている。すなわち、新しいステージに入ったのか。
「節目を越えるか」
先週のレポートでは、ADラインに注目した。堅調な展開を維持するのであれば、下値支持線となったADラインを維持することが求められたからだ。
実際には、ADラインを割り込むことなく推移している。
次の注目日は11月21日前後である。
A点水準:約4万5000円
B点水準:約6万円
今週のポイントは節目を越えて上昇が続くのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
BDラインに注目したい。
堅調な展開を維持し、節目であるp点を越えていくのであれば、上値抵抗線として存在しているBDラインを越えていくことが必要になるからだ。
(現在のシナリオ)
堅調な展開が続いている。B点が位置する時間帯以降も上昇が続いている。また、上値抵抗線として存在していたADラインをも越えてきたからだ。
この場合、5万円台乗せていくことが期待される。
(第2シナリオ)
上値の重たい展開に移行する可能性も残っている。C点が位置する時間帯を通過した後は横這いとなっている。また、上値抵抗線BDラインが控えている。そして、p点水準の節目も効いているからだ。
この場合、4万円を試す動きになっていこう。
<一目均衡表>
上値抵抗線となっていた雲の上限を越えて、堅調な展開を見せている。ただし、雲のねじれの位置が接近していることには注意をしたい。
「もち合いを放れるか」
先週のレポートではADラインに注目した。堅調な展開に移行するのであれば、上値抵抗線として存在しているADラインを越えていくことが求められたからだ。
実際には値を下げることなく推移したのだが、ADラインを越えるまでの上昇にはつながっていない。
次の注目日は11月23日前後である。
A点水準:約30円
B点水準:約15円
今週のポイントはもち合いを放れることはできるのかということである。
<あくまでも個人的見解>
ADラインに注目したい。
先週同様、ADラインに注目したい。上値抵抗線として存在しているADラインを越えることが出来ない限り、堅調な展開に移行することが出来ないからだ。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開が続いている。上値抵抗線ADラインが効いているからだ。
この場合、20円を試すことが考えられる。
(第2シナリオ)
堅調な展開に移行する可能性はある。右肩上がりのBDラインが下値支持線になることが期待される。また、C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。
この場合、ADラインを越えて30円に乗せてくることが求められる。
<一目均衡表>
狭い雲であったが、ようやく雲の上限を越えて取引を終えた。今後は雲の上限が下値支持線になるのか否かに注目したい。