「落ち着いてきたのか」
先週のレポートではADラインに注目した。ADラインを割り込む状態が『時間の逆行』となることから、ADラインを割り込むことなく推移していくことが考えられたからだ。 実際には、ADラインを割り込むことなく推移し、B点が位置する時間帯にかけて反発している。
次の注目日は7月27日前後である。
A点水準:約380万円
B点水準:約440万円
今週のポイントは下げ止まることが出来るのかということである。
<あくまでも個人的見解>
ACラインに注目したい。下げ止まることが出来るのであれば、上値抵抗線として存在しているACラインを超えていくことが求められるからだ。逆に、ACラインを超えることが出来ないのであれば、再び安値を試す動きになっていこう。
(現在のシナリオ)
軟調な展開は続いている。A点が位置する時間帯以降、値を下げている。上値抵抗線としてACラインが存在している。また、右肩下がりのCDラインも上値抵抗線として控えているからだ。この場合、300万円を試す動きになっていこう。
(第2シナリオ)
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。ADラインを割り込むような下落の確率は低い。また、B点が位置する時間帯にかけて反発に転じているからだ。
この場合、まずは400万円台に乗せていくことが求められる。
雲の下限を越えて雲の中に入ることが出来るのか否か。
「底値を確認したのか」
先週のレポートでは、BCラインに注目した。下げ止まることが出来るのであれば、右肩上がりのBCラインが下値支持線になることが期待されたからだ。 実際には、BCラインを割り込み下値を更新したのだが、C点が位置する時間帯に下ヒゲの長いローソク足を示現し上昇に転じた。
次の注目日は7月28日前後である。
A点水準:約22万円
B点水準:約19万円
D点水準:約27万円
今週のポイントは底値を確認できたのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
CEラインに注目したい。堅調な展開に移行するのであれば、少なくとも下値支持線となったCEラインを割り込むことなく推移することが求められるからだ。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開は続いている。D点が位置する時間帯を変化日となり、再び下落に転じる可能性がある。また、右肩下がりのDEラインが上値抵抗線として存在しているからだ。
この場合、20万円を割り込む可能性がある。
(第2シナリオ)
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。C点が位置する時間帯より上昇に転じている。また、下値支持線としてCEラインが存在している。そして、ダブルボトムの可能性もあるからだ。
この場合、D点を窺う動きになっていこう。
雲の下限に挑戦。雲の中に入り、下げ止まることが出来るのか否かがポイントになる。
「下げ止まるのか」
先週のレポートでは、C点に注目した。C点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯が変化日となり流れが変わるのか否かがポイントになったからだ。 実際には、C点を通過した直後より陽線が連続している。
次の注目日は7月26日前後である。
A点水準:約70円
B点水準:約90円
C点水準:約60円
D点水準:約40円
今週のポイントは下げ止まることが出来るのか否かということである。
<あくまでも個人的見解>
BEラインに注目したい。下げ止まりから堅調な展開に移行するのであれば、右肩上がりの上値抵抗線BEラインを超えていくことが求められるからだ。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開が続いている。A点が位置する時間帯以降も値を下げている。中心点でもあるC点の下方を通過している。そして、上値抵抗線としてBEラインが存在しているからだ。この場合、50円を試すことが考えられる。
(第2シナリオ)
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性もある。ど真ん中の時間帯にあたるC点を通過した後に陽線が出現している。また、右肩上がりのDEラインが下値支持線として控えているからだ。この場合、80円台に乗せていくことが期待出来よう。
雲の下限に接近。雲の中に入ることが出来るのか否かがポイントになる。