「下値水準でのもち合い」
先週のレポートではAFラインに注目した。AFラインの上方を推移するのか、それとも下方を推移するのかによって、次のペンタゴンの位置にも影響するからだ。
次の注目日は7月16日前後である。
A点水準:約380万円
B点水準:約440万円
C点水準:約320万円
D点水準:約480万円
今週のポイントは新しい流れは出てくるのかということである。
<あくまでも個人的見解>
F点に注目したい。先週末にF点が位置する時間帯を通過する。したがって、週明けに新しい動きが出てくるのか否かがポイントになるからだ。
(現在のシナリオ)
現在は上値の重たい展開になっている。B点が位置するペンタゴンのど真ん中の時間帯より下落に転じている。右肩下がりのBFラインが上値抵抗線として効いているからだ。
この場合、安値を更新する可能性がある。
(第2シナリオ)
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性はある。右肩上がりの下値支持線CFラインが存在している。また、F点を通過することで流れが変わる可能性があるからだ。
この場合、440万円を越えていくことが求められる。
軟調な展開が続いている。特に雲の下限が上値抵抗線となっていることが見て取れる。
「時間の逆行が生じる」
先週のレポートでは、ABラインに注目した。B点が位置する時間帯にB点の下方を通過したことでABライン水準が強い上値抵抗線になると考えられたからだ。 実際には、B点が位置する時間帯より反発に転じ、ABFラインを超え、更にはBGラインをも越えて『時間の逆行』が生じている。
次の注目日は7月7日前後である。
A点水準:約22万円
C点水準:約30万円
E点水準:約19万円
今週のポイントは時間の逆行は解消されるのかということである。
<あくまでも個人的見解>
BGラインに注目したい。BGラインを超えた状態は時間の逆行である。しかし、ペンタゴンチャートの場合、時間の逆行は解消される確率が高い。したがって、BGラインの内側に戻る動きになるのか否かがポイントになる。
(現在のシナリオ)
現在は上値の重たい展開が続いている。時間の逆行は解消される確率が高く、BGラインの内側に戻ることが期待できる。また、C点が位置する時間帯を通過することで流れが変わる可能性があるからだ。この場合、20万円を試すことが考えられる。
(第2シナリオ)
堅調な展開に移行する可能性もある。B点が位置する時間帯より上昇に転じている。また、強い上値抵抗線BGラインを超える動きを見せているからだ。この場合、28万円を窺がう動きになっていこう。
雲の下限が上値抵抗線となるのか否かがポイントになる。
「下げ止まることが出来るのか」
先週のレポートでは、B点に注目した。B点が位置する時間帯を通過することで、新しい流れが出てくるのか否かがポイントになったからだ。 実際には、B点が位置する時間帯にかけて戻り高値を示現し、その後は値を下げて取引を終えている。
次の注目日は7月7日前後である。
A点水準:約40円
B点水準:約120円
C点水準:約70円
今週のポイントは下げ止まることが出来たのかということである。
<あくまでも個人的見解>
ACラインに注目したい。下げ止まりから堅調な展開に移行するのであれば、右肩上がりのACラインが下値支持線になることが期待されるからだ。
(現在のシナリオ)
上値の重たい展開が続いている。B点が位置する時間帯を通過した直後より値を下げている。また、右肩下がりのBCラインが上値抵抗線として存在しているからだ。
この場合、60円を割り込んでいくことが考えられる。
(第2シナリオ)
堅調な展開に移行する可能性はある。下値支持線としてACラインが存在している。また、C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性があるからだ。
この場合、100円を窺がう動きになっていこう。
雲の下限に沿って値を下げてきている。つまり、上値を見ても右肩下がりに推移しているからだ。