川口一晃の仮想通貨テクニカル分析

川口一晃(かわぐち・かずあき)

金融ジャーナリスト、経済評論家。1986年より11年間、ファンドマネージャーを務める。現在はテレビ、ラジオなどレギュラー多数。月9などのドラマの監修にも従事。著書も多数。

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5月24日 仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム・リップル)テクニカル分析

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「大きく値を下げる」

先週のレポートでは、A点に注目した。A点が位置する時間帯を通過することで、新しい流れが出るのか否かがポイントになったからだ。 実際には、そのA点を通過した直後より大きく値を下げ、右肩下がりのABラインに沿って推移している。

次の注目日は5月24日前後である。

A点水準:約540万円
B点水準:約380万円
C点水準:約480万円

ビットコインチャート

今週のポイントは下げ止まることが出来るのかということである。

<あくまでも個人的見解>
B点に注目したい。B点が位置する時間帯を週明けに通過する。このまま下落が続き、B点が位置する時間帯にB点水準を下回る、つまりABラインを下回った状態で通過すると『時間の逆行』が成立することになる。したがって、B点水準の上方を通過していくことが期待される。

(現在のシナリオ)
軟調な展開となっている。A点が位置する時間帯以降も下落が続いている。また、右肩下がりのABラインに沿って推移している。そして、上値抵抗線ACラインも存在するからだ。この場合、B点水準も割り込んでいく可能性がある。

(第2シナリオ)
下げ止まりから落ち着いた動きになることが期待される。B点が位置する時間帯を通過することで流れが変わる可能性がある。また、ABラインを割り込んだ状態というのは時間の逆行で、解消されることが期待されるからだ。 この場合、ADラインを超えていくことが求められる。

ビットコインチャート

雲を大きく下放れた。ただし、雲のねじれの位置にも到達していることから、流れが変わるのか否かに注目をしたい。

「どこまで下落するのか」

先週のレポートでは、AGラインに注目した。下値支持線となったAGラインを維持することが出来ている限り、堅調な展開が続く考えられたからだ。 実際にはAGラインから大きく下放れ、次々と下値支持線を割り込んでいった。特にCIラインを割り込んだことで、高値を示現したペンタゴンから真下に2つのペンタゴンが描き足された。

次の注目日は5月26日前後である。

A点水準:約42万5000円
B点水準:約39万5000円
C点水準:約30万円
D点水準:約34万5000円
E点水準:約38万円
F点水準:約27万円

イーサリアムチャート

今週のポイントは下げ止まることが出来るのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>
F点に注目したい。週明けにF点が位置する時間帯を通過する。したがって、F点が位置する時間帯が変化日となり、下げ止まることができるのか否かがポイントになる。

(現在のシナリオ)
上値の重たい展開になっている。一つ上のペンタゴンに戻るにしても、上値抵抗線CFライン、CHラインそしてCIラインと越えることが必要になる。また、E点が位置する時間帯を通過したとも下落が続いているからだ。 この場合、20万円台前半を試すことが考えられる。

(第2シナリオ)
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性も残っている。右肩上がりのJFHラインが下値支持線として存在している。また、F点が位置する時間帯を通過することで流れが変わる可能性があるからだ。 この場合、36万円を越えていくことが求められる。

イーサリアムチャート

雲の遥か上方を推移していたイーサリアムだが、アッという間に雲の上限まで下げてきた。雲の上限が下値支持線になるのか否かがポイントになる。

「踏み止まるか」

先週のレポートでは、AEラインに注目した。右肩上がりのAEラインを維持することが出来ている限り、堅調な展開が続くことが期待されたからだ。 実際には、週初こそ堅調な展開をみせBEラインを超える場面もあったのだが、週末にかけて大きく値を下げDGラインを割り込んで取引を終えている。

次の注目日は5月28日前後である。

A点水準:約120円
B点水準:約170円
C点水準:約90円
F点水準:約100円

リップルチャート

今週のポイントは現水準で踏み止まることが出来るのか否かということである。

<あくまでも個人的見解>
DGラインに注目したい。A点が位置する時間帯の安値の水準を考慮すると、これ以上に下落は弱気が広がる可能性がある。したがって、下げ止まりから上値抵抗線となっているDGラインを超えていくことが求められる。

(現在のシナリオ)
上値の重たい展開となっている。C点が位置する時間帯を通過した直後より値を下げている。また、下値支持線と期待されたAEラインを割り込み右下に新しいペンタゴンが描き足され、そして、ADGラインも割り込んできた。 この場合、100円を割り込んでいくことになろう。

(第2シナリオ)
下げ止まりから堅調な展開に移行する可能性も残っている。D点が位置する時間帯が変化日となり流れが変わる可能性が残っている。また、中心点F点の上方を維持しているからだ。この場合、170円を窺がう動きになることが期待出来よう。

リップルチャート

雲の上方を推移し、堅調な展開を維持していたのだが、週末にかけて雲を割り込む下落となっている。まずは、雲の中に戻ることが出来るのか否かがポイントになる。

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